ノーネクタイのMy Way

ネクタイを外したら、忙しかった時計の針の回転がゆっくりと回り始めて、草むらの虫の音や夕焼けの美しさ金木犀の香りなどにふと気付かされる人間らしい五感が戻ってきたような感じがします。「人間らしく生きようや人間なのだから」そんな想いを込めてMywayメッセージを日々綴って行こうと思っています。

大谷翔平サヨナラ打、チャンス打率.095▶.379にナゼUP?

大谷翔平選手が、対レッズ戦でドジャース加入後初めてとなるWALK-OFF(サヨナラヒット)を放った⬆。2−2の同点で迎えた延長10回裏の2死一、二塁の場面で、厳しい球をファウルで凌ぎながら迎えた6球目、内角低めの直球を右前に弾き返し、これが決勝点となるサヨナラヒットとなった。今シーズン開幕からチャンスの場面でことごとく打てず4月の得点圏打率が21打数2安打で打率.095と不振を極め「チャンスに弱い大谷翔平」と米国メディアからもブーイングされていた。ところが5月に入って大谷の得点圏打率は29打数11安打で打率.379と急上昇、大谷選手がチャンスで打てるバッターに化けたことについて、本人は「長打ではなくて、単打を打つスタイルというか、そういうバッティングで、良い結果が出ている」と語った。チャンスで打てない大谷に「「ストライクゾーンをもっとコントロールしないといけない」と苦言を呈していたロバーツ監督も5月に入ってからの大谷の打撃について「彼のストライクゾーンがとても安定してきて、打てる球を振っている」と称賛していた。大谷選手が「単打を打つスタイル」に打撃の意識を変えたことで得点圏打率が.095から.379へと急上昇、チャンスの場面が来る度に長打を打とうと「力んでいた」ことが、打てない原因だったことを良く理解できた。

もうひとつのショータイム、礼儀正しいショータをMLB絶賛。

米大リーグ・カブス今永昇太投手 ⬆がパイレーツ戦にメジャデビューから9回目の先発をして、7回4安打無失点、7奪三振の快投で防御率をメジャートップの0.84まで押し上げた。最後の打者を抑えて吠えた今永に、リグレー・フィールドの観客が総立ちでスタンディングオベーションを贈った。今永のデビューから9先発での防御率0.84について、MLB公式は、両リーグで公式記録となった100年以上前の1913年以降最高の数字であると紹介するのと同時に、今永が審判に向ける“敬意”について称賛した。「ショウタ・イマナガは、新しいボールを受け取るたびに一礼して球審に敬意を表している」と、今永がボールを変えてもらう際に帽子のつばに手をやり、審判に一礼する場面の動画を公開した。これに、米国のMLBファンがSNSで反応、「これはかなりクールだわ。いかに多くの敬意と伝統を持っているかを示してる」「謙虚な男だ」「アメリカ人は日本人選手を見て敬意をたくさん学べる」「今シーズン、カブスに起こった最高の出来事だ」「完全に一流だ。永遠にカブスに必要だ」「これが私のエースだ」「この男は今の史上最高のピッチャーだ」「この男を愛さない理由がない」。メジャー投手の平均身長より10cmも小柄な178cmの今永昇太投手が繰り広げるもう一つのショータイムに、日本人以上に米国のファンが熱狂している姿は、実に嬉しい限りだ。

 

世界3階級王者長谷川穂積が引退を決めた井上尚弥の一言。

WBC世界バンタム級王者・フェザー級王者・スーパーバンタム級王者と世界3階級を制覇した長谷川穂積氏(⬆上右)が、TOKYOFM「TOKYO SPEAKEASY」に出演し、8年前にプロボクサーを「引退」することを決めたキッカケとなったあるエピソードについて語った。 長谷川穂積氏が、36歳で3階級制覇を達成し引退するかどうしようかと悩んでいた時、当時WBO世界スーパーフライ級王者で長谷川氏より13歳年下の井上尚弥選手(当時23)(⬆上左)が 「話をしたい」と訪ねてきた。 「で、2人でしゃべってて“試合前って、やっぱ寝れないやろ”って僕が聞いたら、“寝れないです”って。“そうやんな、やっぱ怖いよな”って言ったら、“あ、僕怖くて寝れないんじゃなくて、もう楽しみでワクワクして寝れないんです”って言ったんですよ。僕らの時代って試合の前日は怖くて寝れなかったんですよ。明日やられたらどうしよう、とか。でも井上選手はもうキラキラした目で、いやもう次の日楽しみで全然寝れないんです、とこれはもう僕らの時代じゃない、井上選手のこの言葉が引退を決めたキッカケの一つでありましたね」と語った。井上尚弥が試合の前日「ワクワクして寝れない」という話は、井上本人が別のインタビューでもこんな風に語っている「試合の準備に万全を尽くしたら明日は勝つだけ、ワクワクして寝られない」と。

「死とは、モーツァルトが聴けなくなること」アインシュタイン。

「相対性理論」で名高い20世紀最高の天才理論物理学者、アルベルト・アインシュタインは、「死とは何か」と質問されて「モーツァルトが聴けなくなること」という名言を残した話は有名だ。天才物理学者アインシュタインが、天才作曲家のモーツァルトを愛したのは天才特有の精神的な類似性があるからだ、という精神医学の研究もある。天才の持つ「特異な創造力」の側面には発達障害などの精神的特性が潜んでいると言われている。長らく隠遁生活を続け「自分自身の中に引きこもりたい」との発言まで残しているアインシュタインは、発達障害でいうASD(自閉症スペクトラム障害)に該当し、一方、落ち着きない動作や「空気」を読まない所作などで周囲から嫌がられていたとされるモーツアルトは、精神疾患ADHD(注意欠如・多動性障害)の典型だとされている。アインシュタインは、モーツアルトの音楽を「モーツアルトの音楽はあまりにも純粋で美しく、まるで宇宙の内面の美しさを映し出しているようです」⬆と誉め称えている。モーツァルトの音楽についてクラシックのファンは、エンタメ性が強く「俗っぽ過ぎる」と軽蔑する向きもあるが、例えば「トルコ行進曲」のようにリズミカルで躍動する旋律は聴く人の心を高揚させ、メロディーとハーモニーの絶妙なバランスが心を解き放ち、癒しを与えてくれる音楽であるのは確かな事だろう。アインシュタインは自分の人生について 「私は天才ではありません。ただ、人より長く一つのことと付き合っていただけです」という言葉を残したが、「理論物理学」も「モーツァルトの音楽」も長く付き合うことでアインシュタインは、豊かな人生を手にすることが出来た、と言えるだろう。

 

LINEは韓国の会社だと言い張る韓国人、大きなカン違い。

去年11月、LINEが不正アクセスによって52万件もの「顧客情報」が流出してしまった事件。顧客情報を管理する業務を韓国ネイバーが行っている中で起きた今回の事件を受けて、日本政府は、2度にわたる行政指導を行い、「LINEヤフーがシステム業務をネイバーに過度に依存している」として、親会社であるヤフーとネイバー(韓国の会社)に資本関係の見直しを要求した。このニュースに韓国民から「LINEの経営権が日本企業に奪われる」と反発する声が挙がった。それで思い出したのは、韓国ネイバーの創業者の李海珍(イ・ヘジン)氏が、LINEが日米同時に株式上場した8年前にした発言だ。「LINEは日本の東京に本社を置き、意思決定をする取締役会の過半数が日本人という形で運営されています。日本の法律に基づいて管理・運営されており、税金も日本にちゃんと収めている。LINEは日本の会社です。LINEは韓国の会社だという話がありますが、その親会社であるネイバーの株式の約6割は外国人投資家が所有しているので、ネイバーも子会社のLINEどちらもすでに韓国の会社ではない、のです」。「LINEの開発者・発案者」は日本人の稲垣あゆみであり、さらにスマホ所有者のLINE利用率は日本は81.1%韓国ではわずか1.6%、この明らかな事実を知っていながら、あえてLINEは韓国の会社だと言い張る韓国人、日本にとって韓国は、相変わらず近くて遠い国のように思われる。

 

億万長者イーロン・マスクの髪は「増毛」か「カツラ」か論争。

電気自動車 のテスラ、宇宙開発のスペースXの創業者、ツイッター社の買収などで有名な世界一の億万長者イーロン・マスク氏は、20代の頃は若ハゲで知られていた(⬆上左)。ところが、世界的に名声が上がるにつれて彼の髪の毛は増え続け、現在では(⬆上右)のようにフサフサの髪に変わっている。そんな中ツイッターに 「イーロン・マスクがすごいのは、テスラやロケットやTwitter買収より増毛技術だ」というスレッドが立った。マスク氏が世界一の大富豪であることから「大富豪にしか買えない高価な増毛剤を使ってるのでは」という噂は以前からあったのは事実だ。一方で、これだけフサフサな髪の毛は「植毛によるものだ」という意見もある。薄毛治療の専門医師は「マスク氏の現状の頭髪が、自然回復や育毛による可能性は低いと思います。植毛かウイッグ(かつら)かですが、植毛は頭皮に傷跡が残るリスクがあります。彼はウイッグで対処している可能性が一番高いでしよう」と分析している。増毛剤市場は日本だけでも4000億円、世界規模では1兆円を超えるとされる巨大市場、もしマスク氏が増毛剤で髪をフサフサに出来たとしたら、商売上手な彼は増毛ビジネスにすでに参入していたはず、よってマスク氏の現在の髪フサフサは、増毛剤の効果ではなく、カツラによるものだと言うのが正解かと思われる(笑)



 

1ドル300円になれば景気回復、安倍元首相2年前発言の真相。

2年前の2022年4月、自民党「財政政策検討本部」会議の席で、故・安倍元首相が「雇用が増えたのは円安効果なのは間違いない。円が300円になったらトヨタの車が3分の1で売れる。日本の製品の価格が3分の1になる。日本への旅行費も3分の1になる。そうすればあっという間に(経済は)回復していくという考えはどうか」と発言⬆した事が、円安が続く中で再びクローズアップされている。この発言は正しいと裏付けているのが元財務省高官で経済学者の高橋洋一氏だ。当時、菅義偉内閣経済・財政政策担当の内閣官房参与を努めていた高橋氏は、安倍氏に 「1ドル=300円になったら大体300兆円くらい儲かる。そうすると国民1人あたり250万円返せるから誰も文句言うはずない」と説明したら、安倍氏は『そうだな~』って肯いてました」と言うのだ。高橋氏は、現在の円安状況について、「円安は日本政府が最大のメリット享受者」と解説。現在、政府が保有するドルは円安により約40兆円の為替差益が生じていると推計し「これを(国民に)吐き出せば円安なんか誰も文句言う人はいなくなる」と、今こそ政府が「円安利益」を国民に還元すべき時だと主張した。危機的な内閣支持率にある岸田首相、今こそ「円安利益」を国民に還元して支持率を回復すべきではないのか。