ノーネクタイのMy Way

ネクタイを外したら、忙しかった時計の針の回転がゆっくりと回り始めて、草むらの虫の音や夕焼けの美しさ金木犀の香りなどにふと気付かされる人間らしい五感が戻ってきたような感じがします。「人間らしく生きようや人間なのだから」そんな想いを込めてMywayメッセージを日々綴って行こうと思っています。

妻の死を見世物にし続けている海老蔵になぜか違和感。

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妻の麻央さんがガンで亡くなった歌舞伎俳優の市川海老蔵が亡くなってすぐ翌日に大勢の報道陣を前に記者会見を行った。時折、涙を流しながら夫婦で最期となったプライベートな会話でさえ「愛してると言って旅立ちました」と報道陣に公開したのである。海老蔵と言えば毎日のように綴る赤裸々なブログで知られているが、死亡会見の翌朝には早速ブログを綴り「少しでもママの傍に居たいと」と麻央さんの棺の置かれた板の間で眠る長女の写真をアップした。闘病中の妻には闘病生活をブログで綴ることをすすめ麻央さんの闘病のブログは260万人以上がツィートしていたと言う。そして死の翌々日には休演することなく舞台に立ち、いつもと変わらぬ海老蔵のあでやかな演技に、満員の観客は総立ちになり昼夜公演の舞台で4度もカーテンコールが巻き起こったと言う。妻の死という夫であれば誰しもが悲嘆に暮れて自分を失ってしまう出来事に極めて冷静に対処し、客観的にその死のドラマをマスコミにネット上にガラス張りのように見せ続ける市川海老蔵は真の歌舞伎役者魂を持っている役者として称賛されるのか、はたまたシニア世代の私が感じたように妻の死をあたかも見世物の様に世間に公開することを厭わない海老蔵に対してある種の「違和感」を感じた人がどれぐらいいただろうか。古い世代の自分にとっては「死の尊厳」というものが海老蔵の芝居がかった世間への見せ方によって色褪せはしないだろうか、と老婆心ながら考えた次第である。合掌。

 

「他人のワザを盗んだ」と言うポールマッカートニー作曲の極意。

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多くの歴史的な名曲を生んだビートルズポール・マッカートニーは、自分達が多くのヒット曲を生み出した理由について「僕たちは他人の技を盗んだ。昔のレコードを聴いて盗まなければ、その後の僕たちは存在してなかった」と明快に言い切ったエピソードはあまりに有名だ。確かにヒット曲の数々を聞いているとどこかで聞いたようなイントロだったり、サビの部分があったりするのは良くある事だ。世の中に存在する楽曲は数十万ひょっとすれば億の単位ですでに存在しているのだから、いわゆる「パクリ」と思える曲が存在することは別段不思議な事では無いのかもしれない。先月、AI(人工知能)で作曲するMagenta(マゼンタ)がGoogleから発表され近い将来にAIによる作曲サービスを開始するという。人工知能に音符やトーンやコードをプログラミングし誰でも簡単に作曲が出来てしまうという夢のマシンの登場だ。とくにマゼンタは既成の曲のアレンジは得意で、ポールマッカトニーのように上手に古い曲をパクる(アレンジする?)ことでヒット曲を生み出せるかもしれないのだ。しかしその前に大きな問題点が立ちはだかる。マゼンタで作り出した音楽が聴く人の感情を揺り動かさない限り、ヒット曲には成り得ないという問題だ。「時代の精神を理解したうえで人々の求める音楽スタイルをいかに創造できるかどうかが一番重要なポイントだ」とマゼンタの開発者も語っている。人工知能による作曲は「作曲者を補完するだけで作曲者にとって代わるものでは無い」とも開発者は述べている。幾ら人工知能を駆使しても、多くの人々の心を揺り動かしてきたポールマッカ―トニーのような素晴らしい楽曲を量産することは不可能という話にどうやら落ち着くようだ。

トランプ大統領と安倍首相の「おバカ比べ」、どちらの勝ち?

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就任してもうすぐ半年になるトランプ大統領、大統領にふさわしい知的能力に欠けているのではというニューズウィークの記事が目に留まった。初めての中東外遊を行った先日、サウジアラビアの次に訪れたイスラエルの首相に向って「いま中東に行ってきたところだ」と語ったというのだ。また、エコノミスト誌の経済専門の記者に「呼び水効果」という言葉を知っているかと訪ね記者が「YES」と答えると「つい2日前に知ったんだ。うまい言い回しだと思ってね」と自慢げに語ったのだ。この「呼び水効果」という専門用語は80年以上前から経済専門用語として常識になっている言葉で経済専門の記者はあっけにとられたと言う。ではトランプ大統領とゴルフ仲間である日本の安倍首相の知的能力はどうだろう。今年初めの国会答弁で「云々」をうんぬんと読めずに「でんでん」と読んだ話はあまりに有名だ。さらには相撲取りが意味も解らずに良く使う4文字熟語のように連呼しつづけている「忖度」や「印象操作」など首相本人でさえ意味を正確に把握しているとは思えない耳慣れないコトバの数々。トランプ大統領Vs安倍首相のおバカ合戦はどうやら引き分けのようだが、大統領や首相が知的能力に欠けているのは神のご加護だ、と言う説もある。賢かったらもっと危険な政治を行う恐れがあるからと言うのだ。我が国でも安倍首相が云々をでんでんと読んでも彼の知的能力の評価については云々としておこう(笑)

ソンタクの次は「印象操作」国民をからかう安倍企画の流行語大賞。

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「事実が無いのに事実があるがごとく言うのは典型的な印象操作なんですよ。まるで嘘をついているかのごとくそういう印象操作をするのは止めていただきたい」加計学園問題で友達に便宜を図ったかのような質問に対して安倍首相が連呼した「印象操作」という耳慣れないコトバ。質問した共産党小池議員は「あんな言葉どこで覚えたんですかね?」と首を傾げる始末。安倍首相は答弁で「印象操作」という単語を今国会で16回も使ったと言う。まるで流行語大賞を狙ったかのようなこの聞きなれない「印象操作」というコトバは「ソンタク」と並んで安倍首相をイメージ付けるキーワードであることは確かだろう。聞きなれないそして聞く人の耳に残るコトバを連発して自身に向けられた疑惑の数々を振り払おうとしている安倍首相の狡猾な手並みを国民は果たしてどう判断するのだろうか。いまから8年前、自民党政権民主党に大敗し、多くの議席を失った理由は当時のマスコミによる印象操作がその一因だと言われたものだが、この半年間に起きた安倍首相をめぐる「森友学園」「加計学園」の学園シリーズのスキャンダルが首相自らの「印象操作」によって政権を失う方向へと果たして向かってゆくのだろうか。いままさに日本国民の良識的な判断力というものが安倍首相のこの国民をからかうような「印象操作」によって試されているのかも知れない。

ドイツの大学生4人が始めた「trivago」は売上何と930億円。

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連日のようにテレビで流されている「ホテル?trivago」のコマーシャル。今や旅行の予約サイトとしてはトップの知名度だ。テレビでtrivagoのコマーシャルを流しているのは実は日本だけでは無い、ヨーロッパでもアメリカでも年がら年中このCMが流され、海外では出演のモデル達は「トリバゴの女・トリバゴの男」と呼ばれるほどの有名モデルになっているそうだ。今から12年前にトリバゴを創業したドイツの大学生4人が最初に社員採用試験を行ったのは応募者を直接来社させることなくスカイプを使って面接し、採用を決めたと言う。本社はドイツ・デュッセルドルフにあるが採用した社員の国籍はイタリア・スペイン・カナダ在住の人達で、今でもトリバゴ社員の90%は海外在住の社員で占められているというまさにグローバルカンパニーなのだ。2007年にヨーロッパで開始したネットによるホテル料金の比較サービスというユニークなアイデアはその後アメリカやオーストラリアそして日本と世界中の旅行好きの人々に爆発的に支持され、売上は2008年から倍々ゲームで急成長を続け昨年末には日本円で930億円の売上にまで達したと言う。皆が「あれば便利」と日頃思っていたホテル料金を比較して決められるというシンプルなアイデアと創業の地域ドイツ国内にとどまらずヨーロッパ・アメリカ・アジアと世界中にネットワークを張り巡らしたtrivagoの起業精神はまさしく21世紀にふさわしいニューカンパニーのスタイルだと言えるだろう。それにしてもドイツの大学生が始めたように、ネットワークを活用した世界的なカンパニーの創業が日本の若い世代からはナゼ生まれてこないのか?誠に残念な限りである。

スティーブ・ジョブスはNo!と言ったスマホのケースは有りなのか?

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私たちがスマホを持てば当たり前のように落下事故防止のために装着する保護ケースや保護フィルムは本当に必要なんだろうか?アップルの創業者スティーブ・ジョブスはインタビューに訪れた記者のipodに保護カバーがされてるのを見て、がっかりした表情で「キズの付いたステンレスは僕は美しいと思うけどね」とつぶやいたというエピソードがある。スマホの作り手側にしてみればミリ単位までデザイン性を追求した自慢の製品に保護ケースやフィルムで厚化粧されたスマホは受け入れがたいという事なのだ。しかし、現実にはスマホをうっかりして落とすと言う事故がかなりの件数で日常的に起こっているのも事実。2年前のKDDIの調査で40代男性の5人に1人が事故を経験しているというデータもある。さいきんのスマホの作り手側でも落下事故や水没事故に対する備えを技術面でだいぶ強化してきていると言う。液晶表面に飛散防止シートが張ってあるタイプも多くGALAXYは液晶面のガラスを落としても割れない強化ガラス「ゴリラガラス」を採用するなど、耐衝撃性は昔と比べて格段に上がってきていると言う。そのためか各メーカーは保護ケースや保護フィルムの使用を積極的にユーザーに推奨していないのも事実。スマホに美的なセンスを優先させるのか安全・安心のためにカバーやフィルムで保護するのが良いのか考えさせられる点ではある。しかし、スマホ本来の機能を考えれば通信やネットにつねに繋がる状態を保つことがスマホ本来の商品価値と言うものだろう。私個人は、スティーブ・ジョブス氏のスマホのデザインを尊重して保護ケースは不要という意見には納得しかねるというのが「ホンネ」である。

暗殺されたマルコムXとモハメド・アリ闘う男のコラボレーション。

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昨年亡くなった世界ボクシングヘビー級の英雄モハメド・アリがボクシング界に華々しくデビューし「KO予告」などで世間を驚かせていた頃の名前は本名のカシアス・クレイだった。1964年に世界ヘビー級チャンピオンになったあとにクレイは「ブラックモスリムの党員である」と公言し「カシアス・クレイという元奴隷の名を捨てモハメッド・アリに改名する」と発表したのである。当時黒人の中で最も攻撃的なイスラム集団であったブラックモスリムNOIへのアリの加入はアメリカ中を驚愕させた事件だった。アリがブラックモスリムNOIに入党するきっかけとなったのはマルコムXとの出会いだった。世界チャンピオンになる2年前、まだ世界的には無名だったアリはマルコムXの演説を聞きその圧倒的な存在感に感銘し直接会って親しくなり、互いを義兄弟と呼ぶまでの仲となり、以降アリの行くところ必ず傍らにマルコムXの存在があったのである。その二人の縁はマルコムXが腐敗した党組織を批判しNOIから脱退した事によって疎遠となりやがてマルコムXNOIの刺客によって暗殺されてしまう。後になってモハメド・アリマルコムXと共にNOIを脱退しなかった自分を大いに悔やんだという。アリはなぜキング牧師のような穏健派の黒人では無くより攻撃的なマルコムXにアイデンテテイを見出したのだろうか。それは「闘い続ける男」としてのシンパシー(共感)だった。「蝶の様に舞い蜂の様に刺す」がモハメド・アリのボクシングスタイルなのに対しマルコムXは「ブラックパンサー(黒豹)の様に白人を恐怖させる」政治をスローガンにしていた。アリは、やがて徴兵を拒否してボクサー生命を絶たれた際にアメリカ政府の「徴兵拒否を撤回すれば兵役は免除する」という裏取引にも断固として応じなかった。人種差別に徹底して闘い続けるという強い姿勢を貫き通したマルコムXモハメド・アリ。2人はアメリカの歴史に永遠に名を残すヒーローであることは間違いない。