ノーネクタイのMy Way

ネクタイを外したら、忙しかった時計の針の回転がゆっくりと回り始めて、草むらの虫の音や夕焼けの美しさ金木犀の香りなどにふと気付かされる人間らしい五感が戻ってきたような感じがします。「人間らしく生きようや人間なのだから」そんな想いを込めてMywayメッセージを日々綴って行こうと思っています。

小池知事のオトコ目線を持てなかった蓮舫・稲田のダブル失脚。

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昨日、期せずして2人の女性、蓮舫民進党代表と稲田防衛大臣が同時に辞任することがニュースになった。二人は国会でもバトルを繰返す犬猿の仲だったのに辞任は仲良く同じ日に行ったのは偶然なのだろうか。蓮舫代表は就任期間わずか8か月、稲田大臣は1年未満といずれも短命の役職に終わった。その原因は何だったのか。蓮舫女史は「私に統率する力が不足していた」とその理由を語り、稲田女史は、日頃から上から目線であることにうっ憤の溜っていた制服組(自衛隊)からのリークが辞任へと追い込まれる理由となった。つまり、2人の女子はトップの立場にありながら部下の人心掌握の力が不足していたのが共通点と言うことになる。「智に働けば角が立つ」という言葉があるがまさに知性を振りかざして物事を解決しようとする女上司の姿勢は部下の大勢を占めている男性にとっては鼻持ちならないのは事実だろう。10年前に東京都の小池知事が防衛大臣のポストを就任からわずか50日で追われたのも「智に働いて角を立てた」のが理由だった。そうした苦い経験を踏まえて小池女史はオトコ目線で政治ができる術を身に付け、決めるべきことをできるだけ先延ばしするような角の立たないのらりくらりとした政治を実戦しているではないか。今回失脚したお2人も政治の先輩である小池女史の爪の垢を煎じて飲み、オトコ目線を身に付けて「捲土重来」を果たすことを願ってやまない(笑)

世界一貧しい大統領では無く世界一自由な男ホセ・ムヒカ。

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世界でいちばん貧しい大統領として話題になったウルグアイの元大統領ホセ・ムヒカ氏。彼が次々に繰り出す自由闊達な言葉の数々は名言集になる程だ。世界一貧しい大統領と言っても大統領を辞めた後にはその報酬を元にウルグアイの子供たちに農業をおしえるために農業学校を設立している。30年前に発売された彼の愛車1987年製のフォルクスワーゲンサウジアラビアの大富豪から100万ドル(1億1000万円)で譲って欲しいと言われたのに対してホセ・ムヒカ氏は「友人たちからプレゼントされたもので売れば友人を傷つける事になるから」と断っている。つまり、彼は世界一貧しいというより世界一自由に生きている大統領なのだ。「ウルグアイの政界で思ったことは何でも口にするのは私ぐらいだ」という大統領時代、政府の重要な会議の場でも彼だけはノーネクタイで押し通し「ネクタイは現代文明の奴隷のシンボル」と主張していたという。その自由闊達な姿勢を貫くホセ・ムヒカ氏が昨年末に日本の新聞記者のインタビューに答えた記事が印象的だ。昨年来日した印象を振り返って「京都のホテルで便器のフタが勝手にあがるのに驚いた。自分の手で磨けば済むのに日本人は電動歯ブラシを使う、まさに資本主義の競争マニアの仕業だね」と語り「日本はロボットを大衆化する最初の国になるだろう。しかしロボットは素晴らしいけど消費はしない。未来の日本では様々な社会問題が表面化するだろう」と世界一自由な大統領は「日本の近未来」についてこう予言している。参考にすべき意見では無かろうか。

日本では誰も教えてくれない「寝たきり老人」にならない方法。

 

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我が国の65歳以上の老人の内150万人以上が「寝たきり老人」だという。欧米との比較では日本の寝たきり老人人口は欧米の実に8倍とも言われている。欧米では少なく日本では多い「寝たきり」の理由は医療体制の違いがその原因だと最近、欧米の医療施設を見て回ってきた日本人医師からの興味深い報告があった。日本ではいわゆる「寝たきり」の状態になるとあらゆる延命措置を施すのに対して、欧米では人工的な延命措置を取らずに自然治療が優先される。つまり、人工的に生かすのでは無く自然に死んでゆくことを尊重する、「緩和治療」という考え方だ。確かに意思の疎通もままならない状態でも日本ではあらゆる方法で延命措置を施すのが医者の務めとされている。流動食さえ受け付けなくなった老人には胃に穴をあけたり鼻にチューブを差し込み栄養を送り込む、呼吸困難になれば人工呼吸器を装着したり点滴をしたり、おまけには患者がこうしたチューブや点滴を自分で抜かないように体をベッドに縛り付けるというまさに死に向かう老人をがんじがらめにして生き地獄を体験させているような有り様だ。将来、自分がこうならないためにはどうすれば良いのか?答えは実に簡単だ、イザその時になったら、あらゆる「延命治療を自分は希望しない」旨を家族や医師に前もって伝えておくことが必要だろう。というより、健康保険証にそうした個人の「延命治療」についての意思表示を記載できる制度作りを国は急ぐべきではないだろうか。世界一「寝たきり老人」が多い国であるという汚名を返上するためにも。

ナゼなのか?ヒトラーをリスペクトしていた28歳のジョンFケネディ。

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暗殺された米国大統領ジョンFケネディの生誕100年の今年、第2次大戦終戦直後、28歳の時にケネディが記した日記帳が見つかった。この日記が先日ボストンでオークションにかけられ71万ドル約8000万円の高値で落札されニュースになったのをご存知の方も多いだろう。72年前、終戦間もないドイツを訪れたケネディは、悪魔の総統ヒトラーの足跡を見て回り、その感想について日記に綴っている。「4か月前(1945年4月30日)に自殺したヒトラーから不思議な魅力を感じた」という書き出しで「ヒトラーは祖国のために無限の野心を抱いていた。いま彼を取り巻いている嫌悪感から抜け出せたとき歴史上もっとも重要な人物の一人になるだろう。彼は伝説になるだけの何かを抱いている」第2次世界大戦の終戦直後、世界中がヒトラーを憎悪の対象、悪の象徴としてだけ見ていたその当時に、28歳のケネディヒトラーについてこれだけ冷静に歴史的なマクロの視点から評価を下していたことに驚かされる。ケネディはこの日記を記した18年後に自分が悲劇的な暗殺事件によってヒトラー以上に歴史上のオモテ舞台に立たされて人々の記憶に残ることになるとは、まだ28歳だったケネディには想いも寄らなかった事に違いない。ヒトラーについて「伝説になるだけの何か」を感じ取ったと言う28歳のケネディは、自分の中にも将来同じような「伝説になるだけの何か」が存在すると、宿命のようなものをこの時感じ取ってていたのかもしれない。歴史的にも非常に興味深いケネディの青年時代のダイアリー発見である。

ヒボウ中傷の「証拠」をネットに残した松居一代は裁判で負ける。

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SNSを使った一方的な誹謗中傷を続ける妻・松居一代に沈黙を続けていた夫・船越英一郎がついに堪忍袋の緒が切れた。業務妨害と名誉棄損で提訴に踏み切ったのである。大方の弁護士からの意見を総合すると、法的には明らかに船越の訴えには正当性があり、松居一代は敗訴することが濃厚だろう、という見立てのようだ。しかし、ここからが賢すぎる妻・松居一代の法律を超えた新たな展開がきっと起こるだろうと、世間は大きな期待を寄せていることも間違いない(笑)芸能評論で最近その発言が注目されているタレントの梅沢富美男は「松居さんは最期までやるよ。丸裸にしないと許さない女だから」と断言している。過去の夫婦間のトラブルでの裁判例を見ても敗訴してもなお誹謗中傷を続ける女性は多いと聞く。まさに「女の執念恐るべし」というやつだ。テレビのワイドショーの担当者は、今回の船越の提訴によって松居が意気消沈してしまわないことをきっと願っているに違いない。自分を賢い女だと信じて、TwitterYouTubeを駆使して誹謗中傷を展開してきた松居一代の行為は気付かぬうちに、誹謗中傷の「逃れられない証拠」を積み重ねて来た。このことは彼女にとってさすがに痛恨の極みだろう。SNSがもつ最大の弱点は、「発信者からの一方的な情報」ばかりでニュース報道のような客観性が無いと言う点だ。あまりに大量のツバを天に向かって吐き続けてきた松居一代の顔面にどれだけのハネ返りがやってくるのか、今後の裁判の行方に注目が集まることだろう(笑)

ホラ見た事か、見下していた自衛隊にリークされた女防衛大臣。

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南スーダンPKO活動で派遣条件に違反する「派遣地で戦闘行為があった」と記してある日報は「すでに破棄した」と国会答弁した稲田防衛大臣だが、この日報の隠ぺい工作に彼女も加わっていたことが陸上自衛隊からのリークによって暴露された。即座に稲田大臣がこれを否定すると「隠ぺい工作会議の二日前に問題の日報が電子データで保管されている事実を稲田大臣に報告済み」と第2弾の自衛隊内部からのリークがあったのである。「防衛政策にロクな知識もないくせに常に自衛隊を見下すような態度を取り、いつも高圧的に命令する」という陸上自衛隊員の間で日頃から溜っていた彼女に対するうっ憤がここにきてとうとう破裂したというわけだ。リークのきっかけは九州豪雨の被災地で多くの自衛隊員が汗をかいて奮闘している最中に稲田大臣が防衛庁を抜け出してランチミーティングをしていたことに制服組が腹を立てたことが今回のリークになったという。さらには窮地に立っている稲田大臣が最後に自衛隊の側に責任を押し付けてくるのを予想して今回のリークを早目に決断したとも言われている。過去に小池都知事が就任わずか2カ月で辞任した防衛大臣のポストを二人目の女性の防衛大臣稲田女史も制服組のリークによって大臣就任からわずか1年未満で追われようとしている。小池女史と稲田女史の2人とも安倍首相が指名した世界でも珍しい女性の防衛大臣である。安倍首相のソフトイメージ作戦の一環としての「女性防衛大臣へのこだわり」だが、被災地で文字通り「命を張って活動する」自衛隊員のトップに立つには「女性は不向き」だと言われても仕方がないのが今回の事件では無かろうか。これに懲りて安倍総理防衛大臣の起用はイメージよりを実務能力を優先すべきだろう。

変化球・変化球・変化球、敵将がウンザリするドジャース前田健太が8勝目。

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MLBドジャース前田健太投手が今季は不調と言われながらも日本人ピッチャーの中で何と一番乗りで8勝目を挙げた。ルーキーイヤーだった昨年は日本人投手最多の16勝を挙げた前田をアメリカのスポーツ紙は「年俸300万ドル(3億2500万円)でこれだけのピッチングをしてくれた前田は大バーゲン(お買い得)ピッチャーだ」と評した。MLB2年目の今年は開幕から好不調の波があって先月には渡米後初の先発降格も経験した前田だが、7月に入って立ち直り昨年同様のペースで白星を重ねている。5月に3勝目をあげたパイレーツ戦で敵将のハードル監督は「2塁走者の場面で(投手に不利な)カウント3-0なのに前田は変化球を投げてくる。その次も変化球、3塁走者の場面でもまた変化球・変化球・変化球。我々は彼の変化球を止めるためにも変化球を打たなければならなかった。わかっていたけど前田を攻略できなかった」とウンザリした口調で前田の変化球を多投するそのピッチングを讃えたのだ。また6勝目を挙げたエンゼルス戦では敵将ソーシア監督が「彼は素晴らしくコーナーを突いてくる。球速の変化も素晴らしい。すべての球種を駆使して我々の体制を崩し続けた」と前田の投球を絶賛した。相手チームの監督たちが口を揃える前田のあらゆる球種を投げ分け球速も変化するという打者を翻弄するピッチングテクニック。これからのシーズン後半も豊富なドジャースの先発投手陣の中に踏みとどまって何とか昨年の16勝を上回る活躍をして欲しい。そして、2年契約が終了する来シーズンは大バーゲン(お買い得)投手の汚名を返上して鳴り物入りでMLB投手になった田中やダルビッシュに肩を並べる年俸を前田健太にぜひ手にして貰いたい、と思うのである。