ノーネクタイのMy Way

ネクタイを外したら、忙しかった時計の針の回転がゆっくりと回り始めて、草むらの虫の音や夕焼けの美しさ金木犀の香りなどにふと気付かされる人間らしい五感が戻ってきたような感じがします。「人間らしく生きようや人間なのだから」そんな想いを込めてMywayメッセージを日々綴って行こうと思っています。

MLBでサイボーグ投手と評されるマエケンは田中やダルビッシュより上。

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MLB2年目の前田健太投手が8月に入り日本人投手一番乗りで10勝の2ケタ勝利を挙げた。シーズン序盤は投球内容の悪さから先発からリリーフへ降格した時期もあったが16勝を挙げた昨シーズンと同じペースで今シーズンも2ケタ勝利に到達した。マエケンメジャーリーグでなぜこんなに勝利を挙げ続ける事が出来るのだろうか?試合で相手に打たれ大負けしても次の試合ではキチッと修正して対応する、その修正力の高さについて全米一のスポーツ誌スポーツ・イラストレイテッドが「マエダはサイボーグ(機械仕掛けの人間)のようだ」と評した。また前田の女房役であるグランダル捕手は「前田は始めスライダーとカーブで打者を翻弄する。そして打者の目がボールに慣れてくると他の変化球を織り交ぜてさらに打者を翻弄する。世界最高レベルのMLBの打者達に毎試合ごとにわづかな変化で対応できる、大物の証拠だよ」と賛辞を贈っている。前田健太がサイボーグと評された理由は、その変幻自在のピッチングについてだった。「マエダは信じられない制球力の持ち主だ。多様な球種をミックスし、同時にボールのスピードも変化させる。そのピッチングに打者は対応に苦しむことになる」とスポーツ誌の記事では述べられている。ダルビッシュや田中ほどの日本での実績が無いままでの前田健太MLB挑戦であったのに、フタを開けてみればMLBでもっとも活躍している日本人ピッチャーになってしまったマエケン。これからのさらなる快刀乱麻に期待したい。

裁判所の命令で墓場からよみがえったサルバドール・ダリ。

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溶けかかった時計の絵で有名なシュルレアリスムの天才画家サルバドール・ダリが死後28年経った今年、再び世界中の大きな話題になっている。ダリの娘だと名乗る女性が突然現れ裁判所にDNA鑑定を申し立てたのである。裁判所はこの女性の主張を受け入れ、ダリの遺体を掘り起しDNA鑑定を行う事を命じたのだ。当然、ダリの財団はこれに反対し、「ダリの遺体を掘り起こすという尊厳を無視した行為をする前に、まず女性の法律上の父親や兄弟のDNA鑑定をするべきだ」と主張した。このもっともなダリ財団の主張を裁判所はまったく無視してダリの遺体の掘り起こしを命じ、これが世界中で大きな話題になったのである。生前、ゾウに乗ってパリの凱旋門をくぐったり、潜水服を着てロンドンで講演を行い窒息しかけたりと奇行で知られたサルバドール・ダリは世界中が自分の存在を忘れかけている今、裁判官の命令で再び地上へと戻れたことに感謝してるかもしれない。防腐処理を施されたダリの遺体はミイラ化してはいたがあの有名なピンと上を向いた口ヒゲは生前と同じく正確に時計の10時10分の位置を指していたというから驚きだ。28年前、ダリを埋葬する際に防腐処理を施した人物が、この遺体の掘り起しにも立ち会い28年を経過してなおピンと立つ口ひげを見て「これは奇跡だ」と叫んだと言う。生前多くの奇行で話題を提供し続けてきたシュルレアリスム(超現実)の天才画家は、死後もなお現実を超えたパフォーマンスを我々の前に突き付けてくる不思議、やはり彼は歴史に残るホンモノの天才アーティストなのだろうか。

知っておくべし!バンジージャンプのロープは切れることがある。

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ハウステンボスバンジージャンプのロープが切れて飛んだ客がケガをしたというニュースがあった。バンジージャンプのロープが切れるというあってはならない事故が現実に起きたことはまさに恐怖である。今回はワイヤーロープが切れたのが事故の原因と言われるがバンジージャンプの構造は、ジャンプ台に結ばれたワイヤーロープの先に弾力のあるゴム製ロープが結ばれジャンパーの命綱になっているという仕組みだが、このゴムを束ねたロープ部分の安全性はどうなのか。5年前、このゴムのロープが切れるという事故がアフリカの川で起き、飛んだ女性客がケガを負った記憶がよみがえる。人体がバンジージャンプで落下するエネルギーは、体重に換算して2~3倍の負荷がロープにかかり、場合によってはそれ以上の負荷が生まれる場合もあるという。しかもゴムは老化するものでいくら安全点検を繰り返していてもゴムの劣化は気付きにくいものだというから恐ろしい。現代の科学技術の粋を集めたスポーツとされるバンジージャンプ安全神話を信ずるよりも、飛込み自殺のような悲劇を生む危険性を孕んでいるという現実を我々は十分知っておくべきだろう。ジャンプする前に必ずサインすることを迫られるジャンプによる事故は、「飛んだ人の自己責任」という飛ばす側の安易な「責任逃れ」の書類にサインしてまで楽しむ価値があるスポーツなのだろうか。万が一の危険性を孕んでいるバンジージャンプ。「君子危うきには近寄らず」がもっとも賢明な選択と言えるのかもしれない。

日本のマスコミはなぜ伝えない。日本の電気自動車が世界NO.1の事。

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ガソリン車の時代が終焉し間もなく電気自動車の時代がやってくるのは世界の常識になりつつある。電気自動車が発売されてからの販売台数の伸びはハイブリッド(ガソリンと電気の併用)車の普及速度よりさらに早いスピードで進んでいると言う。この電気自動車の販売で日産リーフが断トツの販売台数で世界トップにある事は日本ではあまり知られていない。マスコミに良く登場してくるアメリカの電気自動車テスラだが販売台数では日産リーフの足元にも及ばない。では、なぜ日本のマスコミは電気自動車の分野で日産リーフをはじめとする国産車の電気自動車が世界をリードしている事実を伝えようとしないのか?第一の理由は世界的な2大自動車メーカートヨタとホンダが電気自動車の未来に消極的な姿勢のためだ。2番目の理由としては自動車先進国でありながら日本のドライバーが他国に比べて電気自動車への興味が薄いと言う点だ。こうした理由をもとに日本のマスコミもまた電気自動車の分野への興味が薄く、日産リーフがその性能や価格でアメリカやドイツなどの電気自動車をしのいで世界一の座にある事を日本のドライバーに向けて伝えようとはしないのだ。しかし、地球は日本中心には回っているわけではない。トヨタやホンダそしてマスコミまでもが目を向けようとしていない電気自動車の市場が、日産リーフの頑張りだけでトップの座をいつまで維持できるだろうか。「木を見て山を観ず」の例えの様に電気自動車の市場で日本のメーカーもマスコミも目先の事だけに囚われているばかりではこの先が心配だ。10年先20年先にも電気自動車の分野で我が国がトップの座を維持し続けるためにメーカーもマスコミもそしてガソリン車のユーザーも電気自動車への理解をもっと深めることがいま必要だろう。

歩きスマホしてる奴はハワイに行けない、罰金15$。

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歩きスマホをしている非常識な連中が世界中で問題視されてる中、アメリカハワイ州のホノルル市が条例で「歩きスマホ」を禁止することになった。法律なので違反すれば15ドル以上の罰金が科せられ、違反回数が増えれば課せられる罰金額も増えてゆくという。当然、観光客だろうと禁止は禁止で、日頃から歩きスマホの習慣のある日本人にとっては今後ハワイ観光のネックになる「歩きスマホ禁止」条例かもしれない(笑)アメリカ国内ではすべての州でクルマを運転中のスマホ操作は禁止されているが歩行者を対象としたハワイ州スマホ禁止条例はアメリカ初、いや世界初であろう。歩きスマホ禁止と言ってもこの条例では「横断歩道」を渡っている場合のみスマホ使用禁止で、スマホで通話しながらの横断は対象にならないそうだ。全米では歩きスマホが原因での交通事故が前年比で10%以上増えているというデータもあり今後は他の州にもこの「歩きスマホ禁止」のところが増えてゆくことも予想されている。ホノルル市内の高校生グループから提案された事がキッカケとなったこのスマホ禁止条例、我が国の高校生からも提案があっても良さそうなものだが、日本では高校生でも「歩きスマホ」が大好きな国民なので、このスマホ禁止条例は当分の間出てきそうにない。日米のコモンセンス(常識度)の差だといってしまえば悲しすぎる現実だろう。

やっとわかったヒアリの応急処置。水でキズを洗う、抗ヒスタミンが効く。

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昨日のニュースで、福岡の博多港で日本で初めてヒアリに刺された人が出たと言う報道があった。幸い症状も軽く刺された本人は元気だったと言う。連日相も変わらずヒアリの恐怖を伝えるニュースはあるが、実際にヒアリに刺されたらどうすれば良いのかのニュース報道が無いのはどうしたものか、と思っていたらネットでヒアリの専門家の刺された時の応急処置についての情報をやっと発見した。ヒアリに刺された経験もあるという専門家によると刺された瞬間は海でクラゲに刺されたような痛みがあるという。刺されたら先ず傷口を水で洗い良く洗浄する、次に抗ヒスタミン薬を飲むか皮膚に塗る、という応急処置を施し、患部を冷やしながら様子を見る、そのまま症状が和らいで来れば問題ないが患部の腫れが酷くなったり、体の他の部分にも異変が起きたら急性のアレルギー反応が疑われるのですぐ皮膚科の医者に診てもらう、という手順を取るべきだという。抗ヒスタミンの薬は薬局でカンタンに購入できるという。こうして見ると我々が経験しているハチに刺された場合の処置と大体同じだが、刺された部分の局所的な腫れだけで済まない場合、特にアレルギー体質の人で呼吸困難に陥ったりした場合はすぐに皮膚科の医者に罹った方が良いという。「備えあれば憂いなし」ニュースを見てただ怖がっているよりもヒアリに刺された場合の応急処置を前もって知っておけば気分的にも安心できることは間違いないだろう。

北朝鮮に対し砂に頭を突っ込むダチョウに似たニッポンの現状。

 

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度重なる北朝鮮のミサイル発射、打ち上げのたびにその技術は高度化しついにはアメリカ本土にまで到達する技術を身に付けたと言われている。あとはミサイルに搭載する核弾頭の小型化が済めば北朝鮮は日本やアメリカを完全に標的にすることが出来ると言う恐ろしい現実がやってくる。これに対して我が国はどれほどの対策を講じてきたのだろうか。アラビアを起源とする古い西洋のことわざにOstrich putting it's head in the sand.(砂の中に頭を隠したダチョウ)というのがある。現実的な問題に何も対処しようとせずに問題から目をそらし続ける人を指すコトバだが、まさに現在のニッポンは砂の中に頭を隠したままで北朝鮮の核ミサイルに何らの手も打てないままで居るだけだ。万が一攻撃されたらの備えとしてアメリカが保有する核ミサイルを借りて自衛隊機で報復するなどの具体的な対応プランはまるで見えてこない。北朝鮮から発射されるミサイルを撃ち落す迎撃ミサイルの精度がどれぐらいあるのかもマスコミは知らせてくれない。加計学園問題で忙しいマスコミ報道は日本人の多くの生命が危険に晒されている現在の状況にもまさに砂に頭を隠したままのダチョウにソックリではないか。かっての日本人拉致事件は言ってみればはっきりした北朝鮮によるテロ事件ではないか。それさえも未解決のままで拉致被害者の家族はどんどん歳をとっている現実を見てもニッポンは砂の中に頭を隠し続けるダチョウ状態をすぐにでもやめ実効力のある北朝鮮対策に取り組む時では無かろうか。時間は待ってくれないのだから。