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ノーネクタイのMy Way

ネクタイを外したら、忙しかった時計の針の回転がゆっくりと回り始めて、草むらの虫の音や夕焼けの美しさ金木犀の香りなどにふと気付かされる人間らしい五感が戻ってきたような感じがします。「人間らしく生きようや人間なのだから」そんな想いを込めてMywayメッセージを日々綴って行こうと思っています。

現実は甘くない。「不労所得」獲得作戦その②

 

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 さて、温泉納豆の「商標権」と温泉水が納豆原料の大豆に確実に浸透するという「データ証明書」をもって、いよいよ温泉地に近い納豆製造メーカーと交渉を開始した。商品化はすんなりゆくものと確信しての交渉だったが、現実は甘くなかった。加工はしても良いが、それに使用する温泉水は人手が無いのでそちらで運んでくれ、現在の販売商品と同じ扱いはできない、作った商品は自分の手で販売してくれ、とまあこちらが面食らうほどの後ろ向きな発言ばかり。これでは「不労所得」というより「苦労所得」になってしまうではないか、と思いつつ何とか数社と合意に至り、「温泉納豆」がデビューするまでこぎつけたのである。青森の「黒石落合温泉なっとう」・栃木の「那須塩原温泉なっとう」・群馬の「谷川岳温泉なっとう」・静岡の「伊豆伊東温泉なっとう」「熱海温泉なっとう」・長野の「南アルプス温泉なっとう」・東京村山市の「江戸東京温泉なっとう」の1都5県7種類での商品デビューであった。しかし、私に入る予定の金額はわずかばかりの商標ロイヤリティー、かなりの販売数量が無ければ左ウチワの生活には覚束ない。そこで、人生初のセールス体験、スーパーの本部に自分で営業して販売をお願いして回ろうと考えた。この時点ですでに「不労所得」獲得作戦は「苦労所得」獲得に変化しつつあったのだけれど、当の本人としてはまったく気づく由もなかったのである。