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ノーネクタイのMy Way

ネクタイを外したら、忙しかった時計の針の回転がゆっくりと回り始めて、草むらの虫の音や夕焼けの美しさ金木犀の香りなどにふと気付かされる人間らしい五感が戻ってきたような感じがします。「人間らしく生きようや人間なのだから」そんな想いを込めてMywayメッセージを日々綴って行こうと思っています。

してやったり。「不労所得」獲得作戦その③

 

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いよいよ「温泉なっとう」の商品が完成し、商品を持って大手スーパーへの売り込みを始めた。大手スーパーの商品仕入れを担当するいわゆるバイヤーはなかなか直接会ってはくれない、とは聞いてはいたものの、素人のあつかましさで電話をしまくり、何とか面会までこぎつけることはできたのだが、ここで最初につまずいたのが「1日の生産量」についての質問だった。温泉地近くのいわゆる小規模メーカーの1日当たりの生産量は限られる。その数量を聞いた途端に、「わが社の1日当たりの販売量をご存知か?」「それぐらいの生産数量では当店での扱いは無理」と言われてしまう。「商品アイデアとしては面白いけれど」という気休めの褒め言葉はもらえたのだが、あえなく大手への売り込みは断念、中小のローカルスーパーへの売り込みへと方針を転換、この売り込みはまずまずの成果をあげることができた。そして、いよいよ店頭での商品デビューである。納豆メーカーの販売ルートと私が開拓したローカルスーパールートでの販売、初めは珍しさも手伝ってかなりの販売数量を記録、ピーク時には1カ月で50万円を超える商標ロイヤリティーを手にしたこともあった。その後しばらくは安定的に月々20~30万円のロイヤリティー収入があり、これで「不労所得」の基盤ができた、「してやったり」と、当時はひとりほくそ笑んだことを覚えている。しかし、この話にはまだまだ悲喜こもごもの続き話があるのである。