ノーネクタイのMy Way

ネクタイを外したら、忙しかった時計の針の回転がゆっくりと回り始めて、草むらの虫の音や夕焼けの美しさ金木犀の香りなどにふと気付かされる人間らしい五感が戻ってきたような感じがします。「人間らしく生きようや人間なのだから」そんな想いを込めてMywayメッセージを日々綴って行こうと思っています。

豊洲市場の地下空間。結局、犯人は不明。小池知事、「週刊文春」に頼みなさい。

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豊洲市場の地下空間の問題。小池都知事は、誰が作ったのか、その犯人を突き止めると意気込んでいたのに、今日の記者会見であっさりと「犯人は特定できなかった」という。ならば、数々のスキャンダルをスクープし続ける「週刊文春」に犯人捜しを依頼してみてはどうだろう。彼らの執拗で飽くなき捜査は必ずや犯人を洗いだしてくれる筈だ。と、まあ冗談は兎も角として、日本人特有の惻隠の情というやつに小池さんも絆されてしまった訳であろうことは何となく推測はできる。「お気持ちはわかりますが事は荒立てずに物事は穏やかに進めましょうよ」。周りの人たちの日本流の事の納め方のアドバイスに抗えなかったのだろう。小池女史は留学先も、時代の先を読んでエジプトのカイロ大学を選び、当時は珍しいアラビア語の通訳として活躍し、当時のPLOアラファト議長にインタビューした経歴など日本女性としてはユニークなジャーナリストだったのだが、都知事としては期待するほどの活躍は出来そうにない。2か月前に彼女へ一票を投じたことが、いまは損した気分である。オリンピックの予算節約のための会場変更も日本流のまあまあ事を荒立てずに、と組織委員長の森氏になだめられて肯いている彼女の姿がすでに目に見えている。