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ノーネクタイのMy Way

ネクタイを外したら、忙しかった時計の針の回転がゆっくりと回り始めて、草むらの虫の音や夕焼けの美しさ金木犀の香りなどにふと気付かされる人間らしい五感が戻ってきたような感じがします。「人間らしく生きようや人間なのだから」そんな想いを込めてMywayメッセージを日々綴って行こうと思っています。

55年前、日本人のマナーが中国人より劣っていたニュース映像を見た。

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先日、NHKのテレビ番組で今から55年前の驚くような映像に出くわした。1960年のローマオリンピックで裸足で走り金メダルに輝き世界を驚かせたマラソンの英雄アベベ選手がその翌年大阪マラソンに参加した55年前の映像だが、そこにはコースを走るアベベ選手を日本の若者たちが数十台のバイクに乗ってアベベ選手を取り囲み、伴走するという今では考えられない光景が写しだされていたのである。バイクの排気ガスに苦しみながらアベベ選手が「どいて欲しい」と手を振って抗議しても若者たちは聞き入れようとしない。沿道を警備する警察官も若者たちを制止したり不快を訴え続けているアベベ選手をガードしようともしていないという、見ているコチラが恥ずかしさを覚えるような映像である。当時この映像が世界中に配信されていたとしたら、日本人は何とマナーの悪い人種だろうと思われたに違いない。時はめぐりそれから55年後のニッポンでは、爆買いで日本を訪れる中国人のマナーの悪さが話題になっている。私の住む浅草でも公衆トイレの汚し方がヒドイと悪評判を耳にする。しかし、マナーの問題はその国の文化が成熟してゆけば見事に改善される、と55年前のこの映像を見ながら確信した次第である。現在、日本を訪れている中国人観光客のマナーも国の発展とともに、これから先どんどん良くなってゆくに違いない。