ノーネクタイのMy Way

ネクタイを外したら、忙しかった時計の針の回転がゆっくりと回り始めて、草むらの虫の音や夕焼けの美しさ金木犀の香りなどにふと気付かされる人間らしい五感が戻ってきたような感じがします。「人間らしく生きようや人間なのだから」そんな想いを込めてMywayメッセージを日々綴って行こうと思っています。

YouTube再生回数第1位のピコ太郎。無料で見た人数を喜んでるとは?

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売れないお笑い芸人であった古坂大魔王が、芸名を変え「ピコ太郎」と名乗ってYouTubeに投稿した「ペンパイナッポーアッポーペン」と奇妙な歌詞で歌いながら踊る映像が世界的なポップス歌手ジャスティン・ビーバーの目に留まり彼が「大好き」と言ったことからアッという間に世界中に拡散、最近のYouTube再生回数ランキングで名だたる世界的アーチストを抑えて1位の座を獲得した。映像を見ると、確かに日本のお笑い界には見られなかったリズミカルな個性があり、20世紀アメリカを代表するエンターティナーとして一世を風靡したサミー・ディビスjrを、ふと思い出した。ピコ太郎はお笑いだけではなく作詞・作曲さらには曲のアレンジまで手掛けるミュージシャンとしての才能もあるようだ。これを機に大化けすることも無いとは言えまい。それには、彼の才能を開花させられる敏腕のプロデューサーが必要だ。曾て、それほどの人気もなかったフォーク歌手の武田鉄矢の才能をいち早く見つけて映画に起用した山田洋二監督のような名プロデューサーにピコ太郎が出会えればきっと大成するにちがいない。そう言えば彼がブレイクするきっかけを作ってくれたジャスティン・ビーバーも出発点はYouTubeへの投稿映像だった。ピコ太郎も自分の映像をYouTubeに投稿したそのセンスの良さとミュージシャンとしての才能の豊かさなど、大化けするだけの素質は十分に持っている。彼のブログを見ると誰もが無料で観れるYouTubeの再生回数で1位を取った事に有頂天らしい。これで人気が出たと錯覚したのならピコ太郎はただの一発屋芸人で終わるだろう。正念場はまさにこれからである。サミー・デービスjrのようなエンターテナーになるにはどうすれば良いかを熟考し、高いお金を払ってでも観にゆきたいホンモノの芸人に化けて欲しいと思うのだが。ところで、メジャーの舞台を志すにしてはあまりにも安っぽい「ピコ太郎」という芸名は、何とかならないものなのだろうか(笑)