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ノーネクタイのMy Way

ネクタイを外したら、忙しかった時計の針の回転がゆっくりと回り始めて、草むらの虫の音や夕焼けの美しさ金木犀の香りなどにふと気付かされる人間らしい五感が戻ってきたような感じがします。「人間らしく生きようや人間なのだから」そんな想いを込めてMywayメッセージを日々綴って行こうと思っています。

ポケモンGOはアメリカ発、この発想は日本人にはとてもムリ。

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ポケモンGOが日本より先行してアメリカで発売された際、ゲームを制作した会社の責任者ジョン・ハンケ氏が語った言葉がある。「このゲームは家の外に出て自分の足で歩きまわって楽しむゲームであり、人々を現実世界での冒険に誘い、人と人とのつながりをもたらすことを目的に開発した」要約するとこんな風に述べている。ゲームを家の外に出てする、という発想は日本の若いゲームクリエィター達には思いもつかなかったアイデアだったろう。というのも、日本の若者達が精神的に年々「内向き」の傾向を示していて、ハンケ氏の言う「現実世界での冒険」を望まなくなっているからだ。ニュースでも度々話題になったが、日本の若者の海外旅行はピーク時の7割程度に減少し、アメリカへの留学希望者もインドや韓国などアジア各国の若者と比べても格段に少なく、事実ピーク時の6割程度にまで減少しているという。海外へ出ることだけで「外向き」と判断するのは性急な気もするが、専門家が述べているコンフォートゾーン(自分にとって居心地の良い領域)から出たがらない、という日本の若者世代の精神構造も少しばかり理解に苦しむところだ。いってみれば「ぬるま湯」から這い上がれない環境に皆が満足している状態だ。こういう環境ではいわゆる「机上の空論」がはびこり、ゲームクリエイター達も架空世界での冒険のみに熱中してしまうというわけだ。海の向こうで発想された「現実世界での冒険」という外に出て他人と交わることで何かを得ようとする精神が、今の日本の若者たちには欠けている。依然として「内向き」なままで居る日本の若者世代にとって、このアメリカ発のポケモンGOの登場は、ひとつのカンフル剤になり得るのだろうか。