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ノーネクタイのMy Way

ネクタイを外したら、忙しかった時計の針の回転がゆっくりと回り始めて、草むらの虫の音や夕焼けの美しさ金木犀の香りなどにふと気付かされる人間らしい五感が戻ってきたような感じがします。「人間らしく生きようや人間なのだから」そんな想いを込めてMywayメッセージを日々綴って行こうと思っています。

恥知らずにも程があるノーベル賞委員会。「ボブ・ディランは傲慢だ」なんて。

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ノーベル賞授与の知らせにいまだ沈黙を続けるボブ・ディラン。受賞を知らせるスウェーデンアカデミーからの繰り返しの電話にも出ず、沈黙したままである。こうした態度に業を煮やしたノーベル賞選考委員会は、あろうことか「ボブ・ディランは傲慢だ」という非難をはじめたのだ。まさに、選考委員会が天に向かってツバを吐いた結果なのに、「何をいまさら」というのが大方の意見だろう。選考委員会としては、大向こうのウケを狙った人物として歌手であるボブ。ディランを文学賞に選んだのだろうが相手が悪すぎた。「あなたが受賞者です」とロックンローラーに告げたところで素直に喜ぶ相手では無かったのだ。ボブ・ディランは実はグラミー賞を11回、アカデミー賞を1回という輝かしい受賞歴を持ち、2008年にはピューリッツアー賞まで受賞しているのだ。その彼が沈黙を続ける理由はこれまで受賞してきた数々の賞が彼の生きてきたミュージシャンとしての評価であったのに対して今回はまるで考えもしなかったノーベル文学賞だということへのとまどいがあるからなのだろう。あるいはウケを狙った選考委員会の意図をミュージシャンの鋭い感性で敏感に感じ取っているのかもしれない。恐らく清廉潔白な人生とは真逆の人生を生きてきたボブ・ディランとしてはこのままノーベル賞を無視し続けることがベストな選択と考えたに違いない。ボブ・ディランにとっては唐突すぎる受賞の知らせ、突飛なウケを狙って受賞者の選択を誤ったノーベル賞選考委員会。この顛末の答えは、後世に残るロックンローラーボブ・ディランの明晰な判断に委ねるしかない。