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ノーネクタイのMy Way

ネクタイを外したら、忙しかった時計の針の回転がゆっくりと回り始めて、草むらの虫の音や夕焼けの美しさ金木犀の香りなどにふと気付かされる人間らしい五感が戻ってきたような感じがします。「人間らしく生きようや人間なのだから」そんな想いを込めてMywayメッセージを日々綴って行こうと思っています。

浅草は釣りのアナ場だ。シーバス・エイ・ウナギ・ハゼなど。

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地下鉄銀座線「浅草駅」の4番出口から地上に出ると、すぐ目の前の隅田川に掛かる赤い橋が吾妻橋である。橋の向こう側が黄色いモニュメントが異彩を放つアサヒビールの本社があり、手前の橋の袂には隅田川の水上バス乗り場がある。雷門からすぐの観光客でごったがえすこの橋の下のテラス(上の写真参照)でいろいろな種類の魚が釣れるのだが、それを人に話してもあまり信じてくれない。こんな賑やかな場所で釣りなんてと思われているが意外にも絶好の釣りのアナ場なのである。この辺りの隅田川は東京湾からの海水が満ち潮に乗って流れ込んでくる流域のため、さまざまな海の魚が生息している。それらの魚を狙ってここを訪れてくる様々な釣り人達と交わす会話もまた楽しいのである。この吾妻橋の下のテラスで一番魚影が濃いのがシーバス(スズキ)で、ルアーフィッシングで良く釣れる。この夏、私の目の前で中学生の男の子が70㎝もあるシーバスを釣り上げた。記念写真を彼のスマホで撮ってあげたが小柄な中学生の身長の半分ほどもある大物であった。平たい体型で直径1mサイズのエイを専門に釣る人も居る。エサは生のイカを刻んでそれを針につけて釣るんだとか。他には隅田川に棲む天然のウナギを専門に釣る人も居る。天然ウナギは鰻屋に持ち込んで1匹2500円で買い取ってもらえるのでいい小遣い稼ぎになるという。秋のシーズンにはハゼも良く釣れる。浅草に住んですでに10年以上たつが、隅田川の中流域のこの辺りでいろいろな魚種の釣りを楽しめるのは、川の浄化が進んだことの証明だ。戦後、ドブ川に近い状態まで汚染されていた隅田川は、嘗ての唱歌「春のうららの隅田川」の風景を平成の世になってようやく取り戻せた。文化都市TOKYOが、海外から訪れる人々に自慢できるひとつの光景ではないだろうか。