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ノーネクタイのMy Way

ネクタイを外したら、忙しかった時計の針の回転がゆっくりと回り始めて、草むらの虫の音や夕焼けの美しさ金木犀の香りなどにふと気付かされる人間らしい五感が戻ってきたような感じがします。「人間らしく生きようや人間なのだから」そんな想いを込めてMywayメッセージを日々綴って行こうと思っています。

また負けた錦織圭。良く言われる「メンタルが弱い」が敗因ではない。

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先週行われたスイス室内テニスの決勝で、錦織圭が又しても敗退した。相手のチリッチは世界ランク14位と錦織よりはるかに格下の選手である。なのに、ストレートで敗れ去った。錦織選手は世界ランク4位という誰もが認める実力のある選手でありながら、ここぞという大一番に必ずと言っていいほど負け続けているのはどういったことが理由なのか。今年3月のデビスカップでマレーに負けた際には「まだ爆発力が足りない」と自らを評した。また8月のUSオープンのあとには「最近トップの選手に勝てるようになってきた。これからはもっと自信を持って戦ってゆきたい」と語っている。土壇場に弱い錦織圭を専属コーチであるマイケル・チャンは「メンタルが弱い」とずっと指摘し続けているし、スポーツ界のご意見番張本勲氏は「精神力が弱すぎる」と切って捨てた。しかし世界ランク4位のその実績は、メンタルが本当に弱い選手に取れるものだろうか。錦織圭に足りないのはメンタルの強さではないだろう。彼の専属のフィジカルトレーナーがいった言葉に大きなヒントが隠されている。「トッププレーヤーは無駄な力を一切使わない、そういう動きが出来るようになるには自分の体の使い方を知っているかどうかだ。それはキャリアを多く積んで会得するしかない」そう、錦織圭に不足しているのはここ一番でどう戦えば勝てるのかの経験が不足しているだけなのだ。見てる側の我々の方は勝手にイライラするが、彼は試合を重ねるごとに無駄な力を使わない自分の体の使い方を学んで来ている筈だ。遠くない未来にグランドスラムを制覇できる日がきっとやってくる。果報は寝てまで、と言うではないか。