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ノーネクタイのMy Way

ネクタイを外したら、忙しかった時計の針の回転がゆっくりと回り始めて、草むらの虫の音や夕焼けの美しさ金木犀の香りなどにふと気付かされる人間らしい五感が戻ってきたような感じがします。「人間らしく生きようや人間なのだから」そんな想いを込めてMywayメッセージを日々綴って行こうと思っています。

手品のタネあかし、池上彰は、なるほどそうだったのか。

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わかりやすいニュース解説で人気の池上彰氏は、今回のアメリカ大統領選でも大忙しだった。時代にフイットしてるとでも言うのか、視聴者が知りたい事件や政治について、彼はこどもにでもわかりやすいように紐解いてくれる。偉ぶらない語りかけるようなその話術も素晴らしいが、いってみれば手品のタネあかしを見ているような面白さが多くの視聴者を惹きつけて止まない。彼のわかりやすさの原点は、NHK時代に報道記者からニュースキャスターに仕事が変わった時、現場から送られてくる報道記者の原稿が「何てわかりにくい表現なんだろう」と思ったのが始まりらしい。つまり、ニュースとして伝える事件には、そこにある現象だけではなく、事件の起こった背景や経緯があり、それを順序立てたストーリーにして視聴者に伝えなければ、本当に伝わったとは言えないのではないのか、と彼は思ったそうだ。これが後に、誰にでもわかるように事件や政治を伝えるためにより噛み砕いた工夫をする、情報を加工する事へと繋がったと言うわけだ。何故そうなったのかを手品のタネ明かしのように説き明かして見せる。この手法はそれまでTV界には無かったもので、だからこそ視聴者の喝采を浴びたというワケだ。今回のアメリカの大統領選挙でトランプ氏が勝利したのも、誰にでもわかりやすい主張が受け入れられた結果だろう。民には知らしむべからず、という古い時代は去り、民であるTV視聴者のみんながニュースの真相を知りたがる世の中へと変わって来ている。池上氏の人気はまだまだ衰える気配は無さそうだ。