読者です 読者をやめる 読者になる 読者になる

ノーネクタイのMy Way

ネクタイを外したら、忙しかった時計の針の回転がゆっくりと回り始めて、草むらの虫の音や夕焼けの美しさ金木犀の香りなどにふと気付かされる人間らしい五感が戻ってきたような感じがします。「人間らしく生きようや人間なのだから」そんな想いを込めてMywayメッセージを日々綴って行こうと思っています。

ヌードルハラスメントだって?てやんでぇ、べらぼうめ。

f:id:gunjix:20161123005955j:plain

近頃、ツイッターで話題のヌードルハラスメント。海外から初めて日本を訪れた外国人が日本人がソバやうどんなどの麺類を音を立てて食べるのを見て一様に驚き嫌悪感を持つことを指す言葉らしい。東京オリンピックをまじかに控え、年間2000万人を超えた海外からの観光客を前にして、日本人が音を立ててソバやうどんをすするのは如何なものかという他愛のない議論である。外国人にインタビューしてみると、「不快でイラッとする」「トイレの音みたいだ」など、食事の席では音を立てはいけないマナーを持つ国からやってくるとかなりショックを受けるらしい。しかし、音をたてて麺類をすするのは日本の伝統的な食文化に深く根差したものなのだから、ヨソモノにあれこれ言われる筋合いはないというのも一理があるだろう。落語では誇張した音を立てながらソバをすすり込む仕草で美味しさを表現する、歌舞伎の舞台では粋な食べ方を表現する時には音はたてずに吸い込むように食べて見せるなど、ソバやうどんの食べ方はその時々で様々だ。ニッポン人の皆が皆、音を立てながら食べているとは限らない。むしろ最近では音を立てない食べ方の方が主流になって来ているのではないだろうか。ヌードルハラスメント?「てやんでぇ、べらぼうめ。ソバってぇのは、ソバの先1~2寸をツユにつけていきおいよくたぐりこむ。そうしねぇとソバの香りがわからねぇ」江戸っ子流のこの食べ方こそソバを食する真髄だろう。外国人には理解できない日本伝統の食文化、これで一件落着である。