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ノーネクタイのMy Way

ネクタイを外したら、忙しかった時計の針の回転がゆっくりと回り始めて、草むらの虫の音や夕焼けの美しさ金木犀の香りなどにふと気付かされる人間らしい五感が戻ってきたような感じがします。「人間らしく生きようや人間なのだから」そんな想いを込めてMywayメッセージを日々綴って行こうと思っています。

桑田佳祐、吉田美和、ビートルズが、楽譜を読めなくて平気なワケ。

 

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楽譜が読めないビッグアーティストは、星の数ほどいる。日本では桑田佳祐吉田美和は楽譜が読めないと公言して憚らない。楽譜が読めないと公言した世界のビッグアーティストでは、テノール歌手のパヴァロッティやマイケルジャクソンそしてビートルズの4人が有名だ。楽譜が読めなくて音楽が創れてしまう不思議、ポール・マッカートニーの興味深い昔のテレビインタビューにそのヒントを発見した。司会者が「演奏する時に楽譜が見当たらないが」と質問するとポールはこう答えた「楽譜は見ないよ。読めないから。僕らは音で覚えているからね。タン・タ・タン・ターンで弾けなければ僕のバンドのメンバーにはなれないね。クビだよ」。クビだよ、には恐れ入るが、優れた音楽を生み出すのは楽譜が読める云々ではなく、「音を覚える」ことができるかどうかだ、という事をポールはここで語っているのだ。音楽は聴覚の芸術とも言われるが、ミュージシャンにとって一番大切なのは、音を聞いて感じる能力すなわち音感が良いかどうかに尽きるだろう。「音感の悪い奴は僕のバンドのメンバーになれない」、ポールの話はまさに的を射った答えだろう。考えてみれば古代からの伝承音楽に楽譜なぞ無かった。先祖代々口伝えでそれを耳で聞いて覚えてきたのだから。こうしてみると、楽譜が読めるか読めないかでは無くて、出た音を正確に聞き取り、それを忠実に表現することができる素質をもっているかどうかがアーティストとしての才能の決め手ということになる。となれば、楽譜が読める読めないは音感にすぐれたミュージシャンにとっては「どうでもよいこと」いうポールの意見は、彼が残した名曲の数々を聞けば「成る程」と肯かざるを得ないだろう。