ノーネクタイのMy Way

ネクタイを外したら、忙しかった時計の針の回転がゆっくりと回り始めて、草むらの虫の音や夕焼けの美しさ金木犀の香りなどにふと気付かされる人間らしい五感が戻ってきたような感じがします。「人間らしく生きようや人間なのだから」そんな想いを込めてMywayメッセージを日々綴って行こうと思っています。

レアルに1人で2得点の柴崎は、欧州サッカーには通用しない説。

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世界王者レアルマドリード相手に1人で2得点を上げて見せた鹿島アントラーズの柴崎選手、この1年間でレアル相手に1人で2得点あげた選手は世界広しと言えども柴崎が2人目だったという快挙は海外のマスコミでも話題になり、以前から海外への移籍を熱望していた柴崎本人もあの連続ゴールで欧州サッカー界への切符を確実に手にしたような想いだろう。しかし、海外メディアが「柴崎って誰?」と報じたようにサッカー界での柴崎の評価はまだまだ未知数だ。サッカー評論家の意見を総合すると、ボールを良く奪われてしまうそのメンタルやフィジカルの弱さ、パス回しや前線に飛び出る際の「動きだしのスピード」の遅さ、というような指摘が繰返され、W杯日本代表に定着できないのもこうした理由からだと言われている。確かに激しいプレスを掛けられるようなタフな試合での柴崎の存在感が薄いという印象は否めないだろう。こうしたメンタル面の弱さを鍛えるためにも柴崎は欧州サッカー界に身を投じるべきだという意見もあるが、欧州サッカー界は未熟な選手を育成するような甘い場所では無いだろう。欧州サッカーで即戦力としての能力が無いというのであればすでに24歳というサッカー選手としては決して若くない柴崎は、欧州サッカーへの危険な挑戦を踏みとどまった方が良いのではなかろうか。では、あのレアルマドリードを相手に柴崎が挙げた2得点は何だったのかというファンの想いはあるだろうが、長い目でみて、まだ技量的に発展途上にある柴崎は、欧州のクラブへ行ってベンチを温めるよりも鹿島アントラーズでさらなるキャリアアップを目指す事の方が賢明な道だと思われる。