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ノーネクタイのMy Way

ネクタイを外したら、忙しかった時計の針の回転がゆっくりと回り始めて、草むらの虫の音や夕焼けの美しさ金木犀の香りなどにふと気付かされる人間らしい五感が戻ってきたような感じがします。「人間らしく生きようや人間なのだから」そんな想いを込めてMywayメッセージを日々綴って行こうと思っています。

「何かが足りない」と2横綱が言う稀勢の里に横綱は務まるのか。

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つねにあと一歩の所で優勝を逃し続けてきた悲劇のヒーロー大関稀勢の里が初優勝を決めた。いよいよ19年振りに日本人横綱の誕生が実現する気配である。果たして稀勢の里は三代目若乃花以来の日本人横綱として立派な成績を残せるのだろうか。昨年夏場所で全勝対決で稀勢の里を破った横綱白鳳は準優勝に甘んじた稀勢の里を「何かが足りない」と評した。先場所優勝した横綱鶴竜も優勝を逃し続ける稀勢の里を「何かがひとつ足りない」と言った。二人の横綱が口を揃える稀勢の里の「何かが足りない」の何かとは何だろうか。鶴竜横綱でありながら大関稀勢の里に17勝31敗と大きく負け越しているが稀勢の里は優勝の経験が1度もなく鶴竜は3度も優勝し、それをテコにして横綱へと登りつめた。その鶴竜が勝敗では分の悪い稀勢の里に対して感じていたのが、稀勢の里の優勝への「気迫」や横綱になろうという「執念」の無さ、ではなかっただろうか。横審審議委員会の守谷委員長は稀勢の里が早々と優勝を決めた14日目に「今場所は先場所までのようにニタニタしたり目をぱちくりが見られなかった。落ち着きを感じた」と稀勢の里を褒め上げた。今場所、日馬富士鶴竜の2横綱大関豪栄道が休場する中で初優勝を果たした稀勢の里は、「足りない何か」を本当に発見できたと言えるのだろうか。でなければ、横綱になれたとしても相変わらず悲劇のヒーロー稀勢の里を演じ続ける破目になってしまうだろう。