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ノーネクタイのMy Way

ネクタイを外したら、忙しかった時計の針の回転がゆっくりと回り始めて、草むらの虫の音や夕焼けの美しさ金木犀の香りなどにふと気付かされる人間らしい五感が戻ってきたような感じがします。「人間らしく生きようや人間なのだから」そんな想いを込めてMywayメッセージを日々綴って行こうと思っています。

オレオレ詐欺はアメリカには無い、というのは本当だろうか。

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今日テレビを見ていたら、日本人と結婚し長年日本で暮らしているアメリカ人の主婦が、「日本人に言いたい事ってありますか」と質問されて、「日本人の母親は幾つになっても男の子を甘やかしすぎる。だからオレオレ詐欺に簡単に騙されるんだと思う。アメリカの母親は子供に自立することを教育するのでオレオレ詐欺はアメリカでは成立しません」と答えていたが、確かにいい大人になった息子や孫の不始末に簡単にお金を出そうとする母親は日本だけなのかと一応納得させられた。でも、よくよく調べてみるとアメリカを始め世界の国々でも子や孫を装って親達を騙す詐欺事件は多発しているのが現状のようなのだ。アメリカではGrandparent Scam(祖父母詐欺)と呼ばれ主に孫を装って現金を高齢者に送金させる手口が後を絶たないという。スイスではEnkel triek(孫騙し)といって孫を装って高齢者を電話で騙して現金を直接取りに行くという最近の日本の手口とそっくりな詐欺が横行しているのだとか。先程の「アメリカの親にはオレオレ詐欺は通用しない」というアメリカ人主婦の意見は部分的に誤っていたことが調べてみて判明したが、彼女の言う「男の子をいくつになっても甘やかす親が日本には多い」という指摘は耳の痛い話なのも事実だろう。最近マンション高騰の一因とも言われている相続税対策で高齢の親がマンションを現金払いで購入しその賃貸金を子や孫のために残そうというケースが多いのも事実だし、孫に買い与える小学校入学のランドセルひとつが10万円が常識だと言う馬鹿馬鹿しい習慣など数え上げたらきりがない。どんなに注意を呼びかけても後を絶たない「オレオレ詐欺」は金余りニッポンを象徴するひとつの姿なのかもしれない。