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ノーネクタイのMy Way

ネクタイを外したら、忙しかった時計の針の回転がゆっくりと回り始めて、草むらの虫の音や夕焼けの美しさ金木犀の香りなどにふと気付かされる人間らしい五感が戻ってきたような感じがします。「人間らしく生きようや人間なのだから」そんな想いを込めてMywayメッセージを日々綴って行こうと思っています。

「神の一撃」で倒せなかった山中慎介は、あの具志堅を超えられるか。

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WBC世界バンタム級王者山中慎介は、あまりに強すぎるためにマッチメークが常に難航するが、今回勇敢にも名乗り出たメキシコの若武者22連勝中13KOを誇るハードパンチのカールソンと対戦し12度目の防衛に成功した。山中と言えば「神の左」と呼ばれるストレートで相手を一発KOするのが魅力なのだが、きのうの試合では強烈だったパンチは鳴りを潜めダウンを小刻みに5回奪ってのTKO勝利だった。負けた挑戦者は「力の差はそれほどでも無かった。(山中の)経験が勝っていただけだ」と強がりをみせた。山中は防衛戦を重ねるうちに一発で仕留める場面が減少し、打ち終わりに不用意な返しのパンチを食ってふらつくシーンが見受けられるようになった。所属ジムの会長は今回の試合の後で「完璧な左では無かった。チャンピオンになったのが遅かったので、老けたな、と思う」と正直な感想を漏らした。これまでいくつものKOシーンを見せてきた山中のストレートの威力を彼の専属コーチが語ったことがある。「普通のストレートは拳の薬指の部分を当てるけれど山中は人差し指を当てる。人差し指の一点でアイスピックのように突き刺して相手を一撃で倒す」と「神の左」の威力のヒミツを語っている。果たして次の試合で36年間破られることが無かった具志堅用高のV13という連続防衛記録を山中はアイスピックのような「神の左」の一撃によって達成できるだろうか。具志堅がV13を達成したのは24歳、現在34歳の山中がこの記録に並べるか否かは「神のみぞ知る」である。