ノーネクタイのMy Way

ネクタイを外したら、忙しかった時計の針の回転がゆっくりと回り始めて、草むらの虫の音や夕焼けの美しさ金木犀の香りなどにふと気付かされる人間らしい五感が戻ってきたような感じがします。「人間らしく生きようや人間なのだから」そんな想いを込めてMywayメッセージを日々綴って行こうと思っています。

人が乗れるドローン。日本人は考えもしないドバイの空飛ぶTAXI。

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砂漠の国ドバイから今年の夏に人が乗れる「ドローンタクシー」が営業を開始するというニュースが入ってきた。ドローンには体重が100㎏までの人が搭乗でき小さなスーツケースも持ち込み可能だという。しかもこのドローンは自動運転のため乗客は目的地を行く先表示画面にインプットするだけで操作の必要は無く時速100キロで飛ぶという夢のような空飛ぶタクシーなのだ。この夏から営業開始といいながらテスト飛行はまだ行っておらずこの有人ドローンの開発は中国が行っていると聞いた途端に信憑性が何だか怪しくなってきた。これに比べて昨年3月にドイツから届いた有人ドローンの初フライトに成功(上の写真)したというニュースの方が現実味がありドローンタクシーの実現化に大きな期待が持てそうだ。初フライトのこの実験飛行では時速25キロの低速で低空飛行のままで終わったらしいが2年以内に時速100キロでさらに高い空中を飛べる有人ドローンの実用化を実現する予定だという。年内実用化を発表している中国発の有人ドローンも決して不可能とは言い切れない。日本がいまだに実用化できていないリニアを13年前にすでに実用化したりステルス戦闘機も7年前に飛行させている中国のことだから早期に有人ドローンを実用化してしまうことは十分に考えられる。有人ドローンの開発競争で、すでに実用化に動き出してるドイツやどんな乗り物でも強引に実用化してしまう中国に比べると高い技術を持ちながらもつねに慎重な開発姿勢で臨むニッポンは、またもや人が乗れるドローン開発でドイツ・中国の後塵を拝することになってしまうのかもしれない。