ノーネクタイのMy Way

ネクタイを外したら、忙しかった時計の針の回転がゆっくりと回り始めて、草むらの虫の音や夕焼けの美しさ金木犀の香りなどにふと気付かされる人間らしい五感が戻ってきたような感じがします。「人間らしく生きようや人間なのだから」そんな想いを込めてMywayメッセージを日々綴って行こうと思っています。

99億円を騙し取ってもサギを否定。「てるみくらぶ」の女社長。

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今日、インターネットのオンライン格安海外旅行会社「てるみくらぶ」が倒産した。旅行希望者36,000人から予約時に振り込ませた現金99億円が行方不明で、旅行者への弁償金は騙し取った99億円の1%一人当たりたったの2,750円だといニュースが報道された。NHKをはじめ民放テレビ各局は行方不明になってしまった99億円の行方については一切追及する姿勢がない不思議さは一体何なのだろ。さらには、現金99億円を確かに手にした筈の女社長が記者会見を開いて「決して詐欺ではございません」とヌケヌケと言い訳までして見せる始末にはあきれ返るばかりである。つい最近に旅行希望者から振り込まれたばかりの現金99億円はどこへ消えたのか。マスコミも女社長も一切この理由を教えてくれない。しかも、平均で275,000円を振込んだ被害者にたったの2,750円(1%)づつしか返金しかないことについても知らぬふりだ。裁判所で「てるみくらぶ」の破産手続きが始まったと言うが、最優先にすべきことは消費者から騙し取ったばかりの99億円の早急な返済だろうに、このインチキ旅行会社の負債処理にこのお金を優先的に使ってしまい、善良なツアー申込客にはたった2,750円づつの返済だなんてあまりにヒド過ぎる話ではないか。結局「安物買いのゼニ失い」の教訓通り、我々消費者は「格安旅行」には手を出さないのが賢明だということなのだろうか。まさに世も末である。