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ノーネクタイのMy Way

ネクタイを外したら、忙しかった時計の針の回転がゆっくりと回り始めて、草むらの虫の音や夕焼けの美しさ金木犀の香りなどにふと気付かされる人間らしい五感が戻ってきたような感じがします。「人間らしく生きようや人間なのだから」そんな想いを込めてMywayメッセージを日々綴って行こうと思っています。

15年でたった1日休んだけの稀勢の里。あと何回優勝するか。

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横綱になって最初の場所で肩を負傷しながら奇跡の2場所連続での優勝を遂げた稀勢の里は現在30歳、他の現役横綱鶴竜が31歳、白鳳と日馬富士が32歳。30歳の稀勢の里が現役横綱最年少ではあるけれど年齢的にはほとんど大差はない。稀勢の里の先代師匠であった横綱隆の里は30歳で横綱になり33歳で引退するまでに4回の優勝を遂げている。19年振りの日本人横綱の誕生で注目される稀勢の里には、逆転優勝の話題だけでは無く本物の横綱として相撲史に残る優勝記録を期待したいのだが、今回の怪我を見て少々不安にもなってくる。しかし意外にも稀勢の里は怪我に負けない心と体のタフネスぶりで知られている力士なのだ。15年もの土俵生活で休場したのはたった1日だけという驚異的な記録の持ち主なのである。今回優勝した春場所直前にも稽古中に左目の横に裂傷を負い11針も縫った際にも「ケガの内に入らない」と涼しい顔で言ってのけた。そしてあの痛そうな胸部の怪我、医者の見立てでは「大胸筋の一部断裂では」とも言われる大怪我でも強行出場して自分の相撲を取りきったそのタフネスぶり。先代師匠の横綱隆の里が30歳で横綱になってからの活躍以上に稀勢の里はその強靭な体と精神力で少なくともあと10回以上は優勝できるだろうというのが大方の専門家の予測である。となれば、昭和の名横綱双葉山を超える歴代7位12回の優勝記録も夢では無いだろう。遅咲きだった横綱昇進であっても稀勢の里は「休場を良しとしない」その精神力で、相撲史に残る名横綱へと成長してくれるに違いない。