ノーネクタイのMy Way

ネクタイを外したら、忙しかった時計の針の回転がゆっくりと回り始めて、草むらの虫の音や夕焼けの美しさ金木犀の香りなどにふと気付かされる人間らしい五感が戻ってきたような感じがします。「人間らしく生きようや人間なのだから」そんな想いを込めてMywayメッセージを日々綴って行こうと思っています。

外国人があきれる電車内で居眠りする日本人。あと30分寝れば解決。

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電車内で知らぬ間に隣に座った外国人にもたれかかって居眠り、気付いたら膝に載せたカバンの上にjapanese Go home and get some sleep!(日本人よ、家に帰って少し寝た方がいいよ)と書かれた1枚のメモが残されていた、という電車内での体験談を記したあるブログをみて思わず苦笑した。確かに、日本人は電車内はもちろん会議中でも国会のTV中継でも沢山の人が居眠りしている姿を良く見かける。そこへゆくと外国人が電車内で居眠りする姿を見かけたことが無いのはナゼなんだろうか。ひとつの原因として考えられるのは寝不足だ。平均睡眠時間の国際比較で先進諸国の平均睡眠時間が8時間10分以上なのに比べて日本人は7時間41分と30分以上短い世界一の寝不足国民というデータが存在する。もうひとつ考えられる理由としてはアルコールに強い体質の外国人と弱い体質の日本人のように体質的な問題があって日本人はどこでも居眠りしてしまうのだという説だ。筑波大学の睡眠医科学研究機構の最新の研究によると慢性過眠症(居眠り病)の原因として脳内物質のオレキシンが深い関わりがあることが解ってきたと言う。オレキシンは脳を覚醒させ、その状態を維持する働きがあるのだという。恐らくこのオレキシンが外国人に比べて日本人には不足していて1億総国民が電車内で居眠りする原因となっているのかも知れない。誰しも好んで電車内で居眠りをしたいとは思っていない。ついウトウトのつもりが熟睡してしまう場合がほとんどだろう。居眠り対策としては、外国人並にあと30分多く睡眠をとる習慣に加えて、脳内のオレキシンを居眠りしない外国人並に増やせる薬があればさらに万全だろう。現在、筑波大学ではそのための薬の開発が進められているという。ついつい居眠りしてしまう国際人として失格の日本人のために、居眠り特効薬の一刻も早い製品化が待たれるところである。