ノーネクタイのMy Way

ネクタイを外したら、忙しかった時計の針の回転がゆっくりと回り始めて、草むらの虫の音や夕焼けの美しさ金木犀の香りなどにふと気付かされる人間らしい五感が戻ってきたような感じがします。「人間らしく生きようや人間なのだから」そんな想いを込めてMywayメッセージを日々綴って行こうと思っています。

6歳のままの駄々っ子政治を貫くトランプ大統領はしたたか。

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かってトランプ氏が彼の伝記を執筆したライターに対して「自分は6歳から変わっていない」と冗談交じりで述べたことに、「リーダーとしての資質を疑う」という意見がアメリカで沸き起こったことがある。子供じみた考えで威張り散らし強硬なリーダーシップを試みても長続きはしない、というのがトランプ大統領に対しての大方の意見なのだ。ところがどうだろう、就任してから5か月余りでトランプ大統領は、前大統領オバマ氏より明確なリーダーシップを発揮しているように思える。オバマ氏が甘やかした8年間の間にミサイル発射技術や核開発に目覚ましい進化をあげてきてしまった北朝鮮への制裁はトランプ大統領の戦略で上手く事が運びそうな気配なのだ。つまり、アメリカが北朝鮮を威嚇し、その裏で中国が経済制裁で圧力を掛けるというオバマ前大統領が考えもしなかった中国との二人三脚という巧妙な戦略によって北朝鮮のミサイル開発の中止や核の放棄を迫っている。今日のニュースでアメリカの国連大使が「北朝鮮ICBM大陸間弾道ミサイル)を開発すれば中国が確実に動くだろう」という発言を行った。この発言はトランプ大統領が北朝鮮政策に中国を引き入れた結果の良い兆候が出始めている証左ではないだろうか。我が国の東京都知事のように「何もしないより何かをすべきだ」トランプ大統領の「6歳のままの駄々っ子の知恵」を侮ってはいけないのかも知れない。