ノーネクタイのMy Way

ネクタイを外したら、忙しかった時計の針の回転がゆっくりと回り始めて、草むらの虫の音や夕焼けの美しさ金木犀の香りなどにふと気付かされる人間らしい五感が戻ってきたような感じがします。「人間らしく生きようや人間なのだから」そんな想いを込めてMywayメッセージを日々綴って行こうと思っています。

インディ500を制した男、佐藤琢磨が語った運命のスイッチ。

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今年で101年目を迎えた世界的に名高いカーレース「インディ500」で日本人初の優勝を成し遂げた佐藤琢磨選手。現地でレースを観戦していたペンス副大統領が「佐藤琢磨選手コングラチュレーション!」とツィートする一方でアメリカ人のスポーツ紙の記者が100年以上続くアメリカ伝統のカーレースで日本人が初優勝したことを「不快に感じる」とツィートして「差別発言だ」としてアメリカ中で大きな避難を浴びた。現在40歳の佐藤琢磨選手はこれまでF1レーサーとして活躍、7年前からインディカレースへと舞台を移して遂に今回の快挙を掴みとった。自分のカーレーサーとしての人生を振り返ってある雑誌のインタビューに答えた記事が目に留まった。「自分は運に恵まれていると感じてますか?」という記者の質問に「どんな人でも運やツキはあると思うんです。ただその運が自分が望むときに来るとは限らない。だったら自分から取りに行くしかない、取りに行くためには挑戦を続けないと、思ってます」と答えたのだ。彼の座右の銘である「ノーアタック・ノーチャンス」の精神は輝かしい実績を持つF1の舞台からインディカレースの舞台へと思い切ってアタックしたことで見事に花開いたのである。しかしF1で積み重ねてきたキャリアを捨ててインディカレースに舞台を変える事には、正直なところ大きな迷いもあったと佐藤琢磨選手は語っている。「年齢的に脂の乗ってるいい時期に何で指をくわえて見てなきゃいけないんだ」と自分自身の背中を押すかっこうでレースの舞台を思い切って変えたのだと言う。まさに佐藤選手自らの手で運命のスイッチを押したサクセスストーリーがここにあると感じられるエピソードだ。