ノーネクタイのMy Way

ネクタイを外したら、忙しかった時計の針の回転がゆっくりと回り始めて、草むらの虫の音や夕焼けの美しさ金木犀の香りなどにふと気付かされる人間らしい五感が戻ってきたような感じがします。「人間らしく生きようや人間なのだから」そんな想いを込めてMywayメッセージを日々綴って行こうと思っています。

スマホを残して死んだらどうなる。「パスワード遺言」の時代が来た。

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もしも不慮の事故などで自分が突然亡くなったら残されたスマホは一体どうなるだろうか、ということをあなたは考えたことがありますか。今や個人のあらゆる情報データの倉庫と化しているスマホが自分が消えた後にどうなるのか又はどうすべきなのか、世の中が総デジタル時代の今だからこそ、前もって考えておくべきだ、という意見がある。他人に見られたくない画像や動画やメールなどのファイルがある人は「そのままスマホを破壊してくれ」ということになるのかも知れない。死後に問題となりそうなデータとは、①画像や動画のファイル、②ネット銀行やネット証券の口座、③ビットコインなどの仮想通貨、④LINEなどSNSのアカウントなどがあげられるがスマホデータの基本である電話帳が突然の死の際に役だった例が最近私の身近であった。年を取ってから再婚した夫の突然の交通事故死を本人の兄弟や親しい友人などに知らせるために奥さんが夫のスマホの電話帳をみながら片っ端から連絡することで盛大に葬式を出せたというごく最近の出来事だ。死後で真っ先に必要なのはお金に絡むスマホのデータだろう。遺産相続の問題もあるので本人の死後早目に決済する必要に迫られる。ではこうした自分のスマホの操作を死後誰に託したら良いのか。若しもの時に備えてあらかじめ決めておいた人物(妻・夫・子供など)に前もってスマホ操作のためのパスワードを記したメモを渡しておく必要があるだろう。自分の死後もスマホに蓄積してあるデータを活用してもらうためのいわば「パスワード遺言」だ。それをどういうタイミングでいつ行うのか?それはあなた自身が決めることになる。