ノーネクタイのMy Way

ネクタイを外したら、忙しかった時計の針の回転がゆっくりと回り始めて、草むらの虫の音や夕焼けの美しさ金木犀の香りなどにふと気付かされる人間らしい五感が戻ってきたような感じがします。「人間らしく生きようや人間なのだから」そんな想いを込めてMywayメッセージを日々綴って行こうと思っています。

ヒアリの毒で死んだ人は世界中で一人もいないと言う事実。

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日本国内で次々に発見されている毒アリのヒアリについて、海外での死亡例が確認できなかったと言う理由で、環境省がホームページでヒアリに刺された場合「最悪は死に至ることがある」旨の表現を削除したと言う。すでにヒアリが上陸し繁殖が確認されている台湾や中国でもこれまでにヒアリの毒による死亡例の報告は無いと言う。では、なぜヒアリの毒による死亡の話が環境省をはじめマスコミに出回ったのか。その理由はアメリカの農務省の「アメリカ国内で年間100人程度の死亡例がある」とする報告書に基づいて日本国内にヒアリ情報を流したためだ。しかし、このアメリカ農務省が発表した死亡例は何の裏付けもない報告で実際に死亡例があったかどうかは未確認と言うデタラメ報告だったことが専門家の指摘で分かったのだと言う。テレビのニュース番組であるキャスターが、「ヒアリの毒ってハチに刺されるのと同じようなモノでしょう?そんなに怖がる必要はないのでは?」と発言していたがまさにその通り。大袈裟に怖がるよりも、ヒアリを発見した時の確実な殺傷方法を日本国民に教えるべきでは無いだろうか。環境省もマスコミもヒアリについて国民に何を伝えるべきかがまるで解っていない。どこそこでヒアリ何匹発見、東京にも猛毒アリ上陸、などのセンセーショナルな情報で国民を怖がらせ続けるより、国民が優先的に知りたいと思っているヒアリが「ハチに刺される程度の毒性」であることや「どの殺虫剤で殺せるのか」といった具体的で安心できるヒアリ対策の方法についての情報がまるで出てこないのはどういう訳なのだろうか。