ノーネクタイのMy Way

ネクタイを外したら、忙しかった時計の針の回転がゆっくりと回り始めて、草むらの虫の音や夕焼けの美しさ金木犀の香りなどにふと気付かされる人間らしい五感が戻ってきたような感じがします。「人間らしく生きようや人間なのだから」そんな想いを込めてMywayメッセージを日々綴って行こうと思っています。

MLBでサイボーグ投手と評されるマエケンは田中やダルビッシュより上。

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MLB2年目の前田健太投手が8月に入り日本人投手一番乗りで10勝の2ケタ勝利を挙げた。シーズン序盤は投球内容の悪さから先発からリリーフへ降格した時期もあったが16勝を挙げた昨シーズンと同じペースで今シーズンも2ケタ勝利に到達した。マエケンメジャーリーグでなぜこんなに勝利を挙げ続ける事が出来るのだろうか?試合で相手に打たれ大負けしても次の試合ではキチッと修正して対応する、その修正力の高さについて全米一のスポーツ誌スポーツ・イラストレイテッドが「マエダはサイボーグ(機械仕掛けの人間)のようだ」と評した。また前田の女房役であるグランダル捕手は「前田は始めスライダーとカーブで打者を翻弄する。そして打者の目がボールに慣れてくると他の変化球を織り交ぜてさらに打者を翻弄する。世界最高レベルのMLBの打者達に毎試合ごとにわづかな変化で対応できる、大物の証拠だよ」と賛辞を贈っている。前田健太がサイボーグと評された理由は、その変幻自在のピッチングについてだった。「マエダは信じられない制球力の持ち主だ。多様な球種をミックスし、同時にボールのスピードも変化させる。そのピッチングに打者は対応に苦しむことになる」とスポーツ誌の記事では述べられている。ダルビッシュや田中ほどの日本での実績が無いままでの前田健太MLB挑戦であったのに、フタを開けてみればMLBでもっとも活躍している日本人ピッチャーになってしまったマエケン。これからのさらなる快刀乱麻に期待したい。