ノーネクタイのMy Way

ネクタイを外したら、忙しかった時計の針の回転がゆっくりと回り始めて、草むらの虫の音や夕焼けの美しさ金木犀の香りなどにふと気付かされる人間らしい五感が戻ってきたような感じがします。「人間らしく生きようや人間なのだから」そんな想いを込めてMywayメッセージを日々綴って行こうと思っています。

84歳過ぎても家系を自慢し続けてるオノ・ヨーコはタダの人。

f:id:gunjix:20170805204040j:plain

オノ・ヨーコが初めてNHKのテレビ番組に出演すると言うニュースがあった。家族の歴史を探るファミリーストーリーと言う番組だが、出演の動機は「息子のショーン(上記写真)に自分のルーツを伝えたい」からだという。我々ビートルズ世代はジョンレノンとオノ・ヨーコの結びつきの経緯はリアルタイムで十分に承知している。ジョンレノンの妻と言う立場で突如世の中に現れてきた彼女が売れない前衛芸術家であり、たまたまロンドンの彼女の個展会場にジョンレノンがふらりと訪れ、それが縁で結婚したというエピソードを耳にタコができるほど聞かされてきた。それと同時に彼女が日本の旧財閥の家系で育ったお嬢様だと言う話もイヤになるほど聞かされてきている。その彼女が84歳を過ぎてなお、自分の家系自慢をするためにNHKテレビにわざわざ出演することを承諾したことに一驚せざるをえないのだ。オノ・ヨーコはジョンレノンとの出会いに始まりビートルズ解散の一因となり、解散後はレノンと名曲「イマジン」を共作した事などつねにジョンレノンありきがオノ・ヨーコの歴史であり日本人としての小野洋子の家系のルーツをひけらかすほど彼女単独での立派な足跡は残しては来て無いと思われるのだが?生前ジョンレノンは「ヨーコは(自分のお蔭で)世界でもっとも有名な無名のアーティスト」と表現したが、ジョン・レノンあってのオノ・ヨーコという自分の存在意義を忘れて、84歳になってなお旧財閥の家系出身であるという自分が誇れる唯一の存在証明を世間に対してし続けて居る小野洋子は、失礼ながらアーチストとは呼べないタダの人ではないだろうか?