ノーネクタイのMy Way

ネクタイを外したら、忙しかった時計の針の回転がゆっくりと回り始めて、草むらの虫の音や夕焼けの美しさ金木犀の香りなどにふと気付かされる人間らしい五感が戻ってきたような感じがします。「人間らしく生きようや人間なのだから」そんな想いを込めてMywayメッセージを日々綴って行こうと思っています。

「ノーベル賞を返せ」バケの皮がはがれたアウンサン・スーチー女史。

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ミャンマーの軍事政権を批判し続けて15年もの間自宅(上記写真参照)で幽閉生活を余儀なくされたアウンサン・スーチーさんがいま大きな非難に晒されている。仏教ミャンマー国内で起こった異教徒イスラムロヒンギャ族を軍が弾圧し29万人もの難民が生れている事実に見て見ぬふりを決め込んでいるためだ。その態度に「ノーベル平和賞を返せ」という声がネット上にあがり36万人を超える返還要求の署名が集まったと言う。テロ組織タリバンに反抗し銃撃されたパキスタンの史上最年少ノーベル平和賞受賞者マララさんもスーチー女史の態度を強く非難している。異教徒弾圧と言う人道に反する国の政策を最高指導者になったスーチーさんは何故辞めさせられないのか。それは、彼女が貧しい人々の心を正しく理解できない「深窓の令嬢」育ちだからなのだ。若い時代をイギリスで過ごしイギリス人と結婚しイギリスに家を持ちイギリスに子供も居る、ミャンマー本国では異邦人のような生活なのだ。日本のマスコミは伝えないがミャンマーを訪れて彼女の住む宮殿のような5000坪の豪邸を見れば彼女が正真正銘のお嬢様育ちであることが良くわかる。大勢の召使にカシズカれる生活。大きな湖に面した庭からはボート遊びもできるし、ゴルフ場まで庭の中にある。外に出れば40℃という熱帯の国ミャンマーでこのホテルのような豪邸での15年の幽閉生活はさぞや快適であっただろうというのが現地に行ってみればよく理解できる。テロ組織に銃撃され九死に一生を得たマララさんが育ったパキスタンの貧困な生活環境とはまるで違うのだ。人の痛みを理解できないスーチーさんは即刻ノーベル賞を返還し、ミャンマー政府の最高指導者の地位も辞退して、広大な豪邸の中で豊かすぎる老後を過ごすのが一番の選択なのではないだろうか。