ノーネクタイのMy Way

ネクタイを外したら、忙しかった時計の針の回転がゆっくりと回り始めて、草むらの虫の音や夕焼けの美しさ金木犀の香りなどにふと気付かされる人間らしい五感が戻ってきたような感じがします。「人間らしく生きようや人間なのだから」そんな想いを込めてMywayメッセージを日々綴って行こうと思っています。

アメリカが、空から金正恩に贈り物、電磁パルス攻撃とは。

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北朝鮮は先日行った水素爆弾の実験を踏まえて「この水爆を高空で爆発させ電磁パルス攻撃を加えることもできる」と発表した。電磁パルス攻撃とは一体何なのか。これは核爆発によって発生する強力な電磁波でその国の発電所交通機関や電子機器などの生活インフラを一瞬にして破壊してしまうという攻撃なのだ。方法としては広島や長崎の地上付近での核爆発とは違い高度100㎞の上空で核爆発を起こさせ、その際に発生する強力な電磁波でミサイルなどの兵器をはじめ電子機器類の機能をすべて破壊してしまうというもので、地上に居る人間にはまったく影響が出ないとされる攻撃方法だ。しかし、この電磁パルス攻撃はアメリカがすでに55年前から実験を繰り返し確実に攻撃成果を得られることも実証済みの攻撃方法であり、実際に空中での爆破実験の経験がまったく無い北朝鮮が現実に電磁パルス攻撃を成功させられるとは考えにくい。北朝鮮が電磁パルス攻撃の可能性を発表した直後にアメリカのマティス国防長官がアメリカが先制攻撃した場合に「北朝鮮の報復攻撃があってもソウルが危険に晒されない方法がある」と語ったのはこの電磁パルス攻撃を念頭に置いての発言であったのかもしれない。まず電磁パルス攻撃で北朝鮮のミサイルなどの兵器の機能を一瞬で破壊し、同時に生活インフラも破壊してしまえば北朝鮮は報復どころの話では無くなるだろう。次なる挑発を「贈り物」と表現した金正恩だが、逆にアメリカから「電磁パルス」という空からの贈り物を受け取ることになるのかも知れない。