ノーネクタイのMy Way

ネクタイを外したら、忙しかった時計の針の回転がゆっくりと回り始めて、草むらの虫の音や夕焼けの美しさ金木犀の香りなどにふと気付かされる人間らしい五感が戻ってきたような感じがします。「人間らしく生きようや人間なのだから」そんな想いを込めてMywayメッセージを日々綴って行こうと思っています。

マリリンモンローを表紙にSEX雑誌を創刊、91歳のPLAYBOY死す。

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先進国アメリカでSEX産業をけん引し続けてきた男性向けヌード雑誌プレイボーイを創刊、3度の結婚、7人のプレイメイトとの同棲生活などつねに女性とのスキャンダラスな話題を振りまき続け自身がプレイボーイであり続けたヒュー・ヘフナー氏が先日91歳の生涯を閉じた。64年前の創刊号の表紙にはアメリカの当時のSEXシンボルであったマリリンモンローを登場させたのを皮切りに全世界の若者たちに絶えず話題を提供してきたプレイボーイ誌。ヌード写真だけでは無く、プレイボーイインタビューでは歴史に残る数々の有名人を登場させている。マイルスデイビスに始まりモハメド・アリカストロ首相、キング牧師、哲学者サルトルサルバドール・ダリマルコムX、ジョンレノン、スティーブジョブス、日本からは唯一石原慎太郎氏など、その人選も素晴らしかった。しかし、21世紀に入りSEX産業がペーパーからネットの時代へ移行するとプレイボーイ誌の販売部数が落ち込み、ついに昨年2016年を以って女性のフルヌード写真の掲載を中止すると発表、ヒューヘフナー氏が築いてきた一つの時代が終わりを告げたのだ。タキシードに蝶ネクタイをつけたウサギのマークやプレイメイトと呼ばれるヌードモデルのスター達など我々シニア世代にとっては強烈なインパクトをもたらし続けてきたヒューヘフナー氏のプロデュ―ス力を思うにつけ、ひとつの時代がまさに終わった感は否めない。いまやSEX産業はネットの時代へと移行し相変わらずの隆盛を極めている。ヒューヘフナー氏が演出した男性向けマガジン「プレーボーイ」の時代は今や昔、SEX産業の歴史的な遺産に過ぎなくなってしまった。ヒュー・ヘフナー氏に合掌。