ノーネクタイのMy Way

ネクタイを外したら、忙しかった時計の針の回転がゆっくりと回り始めて、草むらの虫の音や夕焼けの美しさ金木犀の香りなどにふと気付かされる人間らしい五感が戻ってきたような感じがします。「人間らしく生きようや人間なのだから」そんな想いを込めてMywayメッセージを日々綴って行こうと思っています。

「安倍政権は勝つ」ゴーマニズム小林氏の批判精神?に1票。

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オウム真理教事件や部落解放問題など鋭い社会批評を続けるゴーマニズム漫画で人気を博し論客としても知られる小林よしのり氏が昨日行われた枝野氏が率いる立憲民主党の街頭演説会に登場した。立憲民主党を応援演説する場であるにもかかわらず、今回の選挙は「安倍政権が勝ちますよ」と小林氏は明言。並み居る聴衆からは「一体どっちの応援をしているんだ」いう野次もとんだ。しかし、小林氏の演説はここからが真骨頂、「だからこそ我々は何をすればいいか。安倍一強政治を食い止める政治家が必要。立憲民主党を勝たせないといけない」と聴衆を諭したのだ。すでにテレビや新聞報道では自民党の圧勝が伝えられるなかの今回の選挙戦。やはり投票するなら自民党が無難だなと多くの人々が考える中、小林氏は並み居る聴衆に向かって政治に対する「批判精神」を持てという注意喚起のために「安倍政権は勝つ」というアンチテーゼ(反提案)を行ったのだ。確かに現在の日本は自民党一強政治が大好きな国民が多いのは事実だろう。政治の先進国であるアメリカやイギリスやカナダ、オーストラリアは2大政党政治が確立され政権交代がひんぱんに起こる健全な政治が行われている。自民党一強が好きな日本では政策を批判し政権を交代させるだけの選挙が成立しにくい状況下にある事は確かだろう。つまり、小林氏が訴えたように自民党1強政治からは「政権に対する批判」によるあらたな変化は生まれてこないのだ。さて、あなたは今度の日曜日にはどの党に1票を投じるつもりですか?