ノーネクタイのMy Way

ネクタイを外したら、忙しかった時計の針の回転がゆっくりと回り始めて、草むらの虫の音や夕焼けの美しさ金木犀の香りなどにふと気付かされる人間らしい五感が戻ってきたような感じがします。「人間らしく生きようや人間なのだから」そんな想いを込めてMywayメッセージを日々綴って行こうと思っています。

NYタイムズも共感、カップ麺「緑のたぬき」に化けた小池百合子党首。

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都議選フィバーからわずか3か月でにわかに人気が凋落してしまった「希望の党」の小池百合子党首についてアメリカのニューヨークタイムズ紙がその原因分析を行っている記事が面白い。「現在、日本のネット上に小池女史の顔写真が入ったカップ麺「緑のたぬき」の画像が出回っている。日本人の間では小池女史はタヌキのように化け上手で政治的には信用できず口先ばかりだとという見方がある」とこの記事の中で小池女史について紹介している。さらに「希望の党」誕生の際に民進党の合流希望に小池氏が合流条件を出したことで政治的なゴタゴタが生じてドミノ倒しへとつながったと分析している。また、彼女の失速の最大の原因は、「希望の党」の存在が彼女のアイデンテティ(党への帰属意識)と密接にリンクしているのに彼女本人が今回出馬しなかったことが有権者にとってはもっとも致命的な不支持理由になったとしている。この小池女史本人の不出馬が「希望の党」の支持率が低いことの大きな原因だと指摘しているのはNYタイムズの外にフィナンシャルタイムズやロシアの新聞スプートニクなどでも同じような論評がされている。つまりカップ麺に例えるなら小池百合子女史の顔写真が入ったカップ麺「緑のたぬき」を買ってもフタを開けたら小池百合子の麺は入ってないというダマされ方に似ているという事になるのだろうか(笑)。緑のたぬきと揶揄されようとも小池女史本人が今回の衆院選に出馬しなかったことは、彼女の政治人生において手痛いミステークであった事はほぼ間違いない、というのが海外マスコミの大方の見方のようだ。