ノーネクタイのMy Way

ネクタイを外したら、忙しかった時計の針の回転がゆっくりと回り始めて、草むらの虫の音や夕焼けの美しさ金木犀の香りなどにふと気付かされる人間らしい五感が戻ってきたような感じがします。「人間らしく生きようや人間なのだから」そんな想いを込めてMywayメッセージを日々綴って行こうと思っています。

「ビール瓶では殴ってない」ウソ証言の横綱白鵬は同じ穴のムジナ。

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横綱日馬富士がモンゴル力士の懇親会の席で貴ノ岩をビール瓶で殴り、大ケガをさせたという一連の大騒動。密室で起きた暴行事件のためにいろいろな情報が錯そうしている。そんな中、同じモンゴル出身の先輩横綱白鵬がその場に同席していたことをやっと認めて殴打事件の顛末を証言した。「日馬富士が実際に手を出したのは事実、でも報道されてるようなビール瓶では殴っておりません」と断言したのだ。さらに「ビール瓶を手にしたのは事実だがビンの周りに水滴がついていたため(日馬富士の)手から滑り落ちてしまった」のだと尤もらしい証言を行った。日馬富士に殴打された貴ノ岩の顔(上記写真参照)はくっきりとビール瓶で殴打された跡が残っていて、その場に居合わせた複数の力士が日馬富士がビール瓶で殴った事実を証言していると言うのに、横綱白鵬は堂々と虚偽の発言を行ったのだ。殴打のキッカケとなったのは日馬富士貴ノ岩に日頃の生活態度について説教している最中に、貴ノ岩が着信音がしたスマホを手に取り話し始めたことに日馬富士が激高して殴ったのが原因だったとされる。同じ横綱である白鵬にすれば「これは貴ノ岩が先輩に対して失礼な態度」だという判断だったのだろう。先輩には絶対服従というモンゴル力士同士の不文律を破った貴ノ岩は「殴られて当然」だったというわけだ。しかし物事には限度があるという事にようやく気付いた白鵬は重い口を開いて相撲界の「目上のモノを庇う」という掟に従って「日馬富士はビール瓶では殴ってない」という偽証をして見せたのだ。司法の場にでれば白鵬のこの証言は明らかに「偽証罪」に問われるに違いない。数々の相撲界の記録を塗り替えてきた名横綱と呼ばれている白鵬だが、やはり日馬富士と同じ穴に棲むムジナだったと言えるだろう。