先日、安倍首相がトランプ大統領とプレイしたゴルフ場での転倒事件。事件から1週間遅れで海外メディアがトピックス(話題性のあるニュース)として取り上げ安倍首相が1番ホールのバンカーで転倒し、起き上がるまでの一部始終の動画が世界中に配信された。アメリカのNBC・ABC、イギリスのBBC・ディリ―メールなど主要な大手メディアで放送されYouTubeにもこの動画がアップされた。日本では、この転倒事件のニュースでは、安倍首相の体調不安説がささやかれ、医者のコメントでは「老化による小脳機能の低下」説までもが指摘された。しかし、ネット上でこの転倒シーンを見た海外からの反応はむしろ安倍首相の体力についてまったく逆の見方がされていることが面白い。「あの起き上がるスピードを見てくれ。トランプだったら救急車を呼ばなきゃいけない」アメリカ人。「年齢を考慮するとあのリカバリー力は凄い」アメリカ人。「転倒の仕方が優雅だよな。日本の首相はカラテをかじってるに違いない」ルーマニア人。「倒れてすぐに立ち上がってる。安倍さんの正体は忍者だろう」アメリカ人。など体調不安説より安倍首相の転んでから起き上がるまでの俊敏な動作に多くの評価が集まったのだ。日本ではこの転倒事件を安倍首相がかつて体調不安によって首相を辞めた過去がある事もあって、ネガティブに捉えられているが、海外の視聴者は動画を見たままの感想をポジティブに評価したようだ。海外からの評価を気にしている安倍首相にとって「ゴルフ場での転倒事件」はむしろラッキーな珍事件だったと言えるのかも知れない(笑)