ノーネクタイのMy Way

ネクタイを外したら、忙しかった時計の針の回転がゆっくりと回り始めて、草むらの虫の音や夕焼けの美しさ金木犀の香りなどにふと気付かされる人間らしい五感が戻ってきたような感じがします。「人間らしく生きようや人間なのだから」そんな想いを込めてMywayメッセージを日々綴って行こうと思っています。

密室だからウソはバレっこない。い直った日馬富士に喝!!だ。

 

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横綱日馬富士によるビール瓶での殴打事件。警察の事情聴取に対して日馬富士は「ビール瓶では殴ってない」と全否定したと言う。この居直りとも取れる強気発言には裏がある。被害者である貴ノ岩の師匠である貴乃花親方の母親である藤田紀子さんがこの事件についてテレビで語っているコトバが参考になる。「一番上の立場の白鵬が、ビール瓶では殴ってないと言ってしまうとこれから証言しなきゃいけない人(下位の力士)が本当のことを言えなくなってしまう」。つまり力関係がすべてを支配している相撲界で横綱の発言を全否定するような発言を下位の力士がすることはとても不可能だというのだ。さらに日馬富士は警察の事情聴取の前にごく親しい僧侶に対して「白鵬関が(私を庇うような)発言をしてくれてるようですね」とその事に感謝するような発言を行っていたと言う話がテレビで報道された。これらの事を踏まえて、日馬富士は警察による事情聴取の際に「私はビール瓶では殴っていません」と開き直ったという訳なのだ。同じモンゴル出身の2人の横綱が口を揃えて「ビール瓶では殴ってない」と口裏を合わせたかのような証言。密室で起きた事件であり力関係で相撲界を支配できる立場の白鵬日馬富士は、どうやら力づくでウソを並べてこの事件の幕引きをしようと目論んでいる様子なのだ。殴られて大怪我をした貴ノ岩でさえ始めは「転んでケガをした」とウソの発言をしたように密室で起きたリンチ事件は、同席していた力士たちからの「真実の証言」が得られないままでどうやら終結してしまいそうな雲行きだ。