ノーネクタイのMy Way

ネクタイを外したら、忙しかった時計の針の回転がゆっくりと回り始めて、草むらの虫の音や夕焼けの美しさ金木犀の香りなどにふと気付かされる人間らしい五感が戻ってきたような感じがします。「人間らしく生きようや人間なのだから」そんな想いを込めてMywayメッセージを日々綴って行こうと思っています。

ミシュランの星はマユつばだ、日本の店の数が世界一多い。

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世界中の美食の店を紹介するミシュランガイド。そのお店の選択基準の厳しさは有名で覆面調査員が複数で味の判定を行っているとされるが、なぜか日本の星を獲得したレストランの数がミシュランの本拠地であるパリのお店の数をしのいで世界一だと言う。ミシュラン覆面調査員は世界中で90名居るとされ、日本担当はフランスで6か月間の研修を行った選り抜きのフランス人3名と日本人2名の5名体制でお店の判定を行っているとされている。90人の調査員のうちのわづか5名で決めたレストランの3つ星(そのためにだけ旅行する価値のある卓越した料理の店)が12店、2つ星(遠回りしてでも訪れる価値のある素晴らしい料理の店)が54店、1つ星(そのカテゴリーにおいて特に美味しい料理の店)が161店合計で227店がミシュランの星の栄誉を授けられているニッポン。この結果を見て、世界3大料理の一つである中国でミシュランの星を持つ中華料理店がゼロという現実に中国人が異議を唱えているというニュース報道もあった。確かに日本だけがアジアの中でミシュランの星を獲得してる不自然さは世界的な料理の本場中国ならずとも首を傾げざるを得ないだろう。その理由について、ミシュラン覆面調査員を16年務めたパスカル・レミというフランス人が著した「暴露本」の中で語っている。「日本に(ミシュランの)星の雨を降らせたのは日本でのミシュランのイメージを高めるための戦略だ。単にタイヤの売上を(日本で)増やしたいだけなのだ」。そう、ミシュランガイドの親会社はフランスのタイヤメーカーのミシュランだ。さもありなんのこの話を聞いて、それでもあなたはミシュランの星のレストランを有り難がりますか?