ノーネクタイのMy Way

ネクタイを外したら、忙しかった時計の針の回転がゆっくりと回り始めて、草むらの虫の音や夕焼けの美しさ金木犀の香りなどにふと気付かされる人間らしい五感が戻ってきたような感じがします。「人間らしく生きようや人間なのだから」そんな想いを込めてMywayメッセージを日々綴って行こうと思っています。

「貴乃花親方はお行儀が悪い」という和田アキ子の意見はもっともだ。

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横綱日馬富士による貴ノ岩への殴打事件。加害者の日馬富士の引退で幕が下りかけているが、被害者である貴ノ岩の師匠である貴乃花親方の不可解な行動が事件の幕引きを何故か遅らせてしまっている。相撲協会の理事であり巡業部長という職に有りながら、弟子である貴ノ岩の事件が発覚するや相撲協会には報告をせずに真っ先に警察に被害届を出したことで相撲協会内でゴタゴタが生じてしまっている。さらには貴乃花親方が警察への捜査協力を後ろ盾にして相撲協会の同じ理事達からの貴ノ岩への事情聴取を頑なに拒み続けて理事会から不信感を買う始末にまで陥っている。歌手の和田アキ子がラジオ番組の中で理事会の席でただひとりふんぞり返って座る貴乃花親方について、「先輩親方が居る前でお行儀が悪い」と感想を述べた。たしかに貴乃花親方は理事会の席でひとりマフラーをしたままで席に浅くかけふんぞり返った姿勢で会議に臨んでいる。普通の会社の役員会の席で役員の一人がこういう態度で振る舞うことは先ず考えられないだろう。彼は自からの行儀の悪さから生じた「ボタンの掛け違え」をしたまま理事会に臨み、自分の部屋の弟子である貴ノ岩スケープゴート(いけにえ)にしてまで相撲協会の理事会で優位に立とうと目論んでいた様子なのだ。しかし、こういう貴乃花親方の行儀の悪さが災いして次の理事会で理事降格の処分は免れないだろうというのが大方の人々の見方である。彼がボタンを掛け違えずに世間の常識通りに動いていれば理事として優位な立場に立てたのに、和田アキ子が指摘したように「行儀の悪さ」が仇になって自分の立場を失ってしまうという残念な結果を招いてしまったように思われる。