ノーネクタイのMy Way

ネクタイを外したら、忙しかった時計の針の回転がゆっくりと回り始めて、草むらの虫の音や夕焼けの美しさ金木犀の香りなどにふと気付かされる人間らしい五感が戻ってきたような感じがします。「人間らしく生きようや人間なのだから」そんな想いを込めてMywayメッセージを日々綴って行こうと思っています。

米国人にとっては謎、クリスマスチキン日本KFCの売上60億円。

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2017年のクリスマス期間12/23~25日のたった3日間で日本KFCがフライドチキンを60億円売り上げたと言うニュースにアメリカ人が驚いたそうだ。なぜなら、KFCの本社のあるアメリカではクリスマス時期のケンタッキーのお店はむしろ閑散としている時期だからなのだ。キリスト教にあまり縁のない国ニッポンでだけケンタッキーフライドチキンをクリスマス時期に必ず食べる習慣が定着してしまったのはなぜなのだろうか。日本人の家庭でクリスマス行事が盛んになったのは戦後の事だ。昭和生まれの人たちには記憶している方も多く居ると思うが戦後しばらくはローストした鳥のモモ肉の足の部分に銀紙を巻いたものがクリスマス家庭料理の定番だった。ところが今から約半世紀前の1970年にケンタッキーフライドチキンがアメリカから日本へ上陸した頃から「クリスマスはケンタッキー」の習慣が始まったのだ。焼き鳥やローストチキンしか知らなかった日本人はフライドチキンを食べてそのスパイシーな味に忽ちトリコになって今ではすっかり定着してしまっている。「クリスマスにケンタッキーフライドチキンを食べよう」というKFCの宣伝戦略は、日本在住のアメリカ人の客がたまたま「日本ではターキー(七面鳥)が手に入らないのでクリスマスはKFCのチキンで祝おうと思う」と言ったのが大きなヒントになったのだという。そういえば本場アメリカではクリスマスの料理は伝統的に七面鳥を食べる習慣があったのだ。そういう習慣が無い日本ではアメリカの人達がその習慣を不思議に思ってもやはりケンタッキーフライドチキンを半世紀にわたってクリスマスに食べ続けて居るという訳だ。ハロウィンのバカ騒ぎといい、クリスマスのケンタッキーといい、何となく可笑しさが付きまとう「西洋のサルマネ」的な季節行事がすっかり定着してしまっている不思議の国ニッポン(笑)