ノーネクタイのMy Way

ネクタイを外したら、忙しかった時計の針の回転がゆっくりと回り始めて、草むらの虫の音や夕焼けの美しさ金木犀の香りなどにふと気付かされる人間らしい五感が戻ってきたような感じがします。「人間らしく生きようや人間なのだから」そんな想いを込めてMywayメッセージを日々綴って行こうと思っています。

スノーデンが言う「米国は日本中を一瞬で停電できる」は本当か?

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NSA(米国家安全保障局)の元職員エドワード・スノーデンが暴露した米政府の国家機密を映画化したオリバー・ストーン監督。その彼が、昨年の来日インタビューで語った「米国の同盟国を日本が辞めたら日本中の電源が一瞬にして落ちる有害ソフトを日本中のインフラに仕掛けてある」というスノーデンの暴露話は本当なのだろうか。日本のマスコミはこの件の詳細を報道していないが、我々の生活生命線であるインフラに対するサイバー攻撃に我が国は万全の対策がとれているのだろうか。サイバー攻撃対策で日本は世界12位という後進国にランクされたと言う報告がITU(国連の国際電気通信連合機関)からあった、さらには日本のインフラ設備へのサイバー攻撃は年々増加しているという報告もある。オリバー・ストーン監督は「インフラが壊滅されることが引き金となって核戦争への連鎖も起こり得る」とインフラ防衛の重要性について指摘している。クルマや医療分野で世界トップを走る日本が何故かサイバーセキュリティ技術に関してはほとんどアメリカからの輸入に頼っているのが実状だ。セキュリティ技術は年々進化し現在は不正を行う挙動不審なウィルスを攻撃前に発見し駆除できる技術も確立していると言う。一瞬で国中に停電が起きれば全国の原発は停止し、電車は動かず、飛行機は飛べず、まさに「一寸先は闇」のパニック世界が出現してしまうに違いない。日本政府はオリンピックをまじかに控えた今こそデフレ対策よりもサイバー攻撃からの「インフラ防衛」に力を注ぐべき時ではないのか。