ノーネクタイのMy Way

ネクタイを外したら、忙しかった時計の針の回転がゆっくりと回り始めて、草むらの虫の音や夕焼けの美しさ金木犀の香りなどにふと気付かされる人間らしい五感が戻ってきたような感じがします。「人間らしく生きようや人間なのだから」そんな想いを込めてMywayメッセージを日々綴って行こうと思っています。

高梨沙羅はテレマーク着地ができないから金メダルはムリ。

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平昌で開催される冬季オリンピックまであと1カ月。金メダルを100%期待されているスキージャンプの絶対女王と称される高梨沙羅選手が、昨日のスキージャンプW杯で優勝すれば歴代最多勝利となるはずの54勝目を逃したばかりか3位に終わった。先月から始まったW杯シリーズでも彼女は3~4位とスランプを続けている。これで「沙羅ちゃんにオリンピックで金メダルを」の多くの日本人の期待に黄信号が灯った感がある。4年前のソチ冬季オリンピックでもW杯の絶対王者だった高梨の金メダルを誰もが疑わなかったのに結果は銅メダルさえ取れずに4位に終わった。本人も「今度こそ」の思いで臨むはずの平昌オリンピックでも彼女は金メダルが取れそうにない状況だ。なぜならW杯の絶対王者である彼女の前にマーレン・ルンビ(ノルウェー)とカタリナ・アルトハウス(ドイツ)という強敵が突然現れてきたからだ。この冬のW杯シリーズで高梨はこの2人に1度も勝てていないのだ。1度ならずとも2度もオリンピックの勝利の女神から見放されそうな不運すぎる高梨沙羅選手。その一番の理由はスキージャンプの金メダリスト葛西選手が指摘するように彼女が着地の際に両足を揃えたままで着地してしまいテレマーク(足を前後にずらして着地する)ことが出来ないからだ。前回のソチでもテレマークを入れることが出来ずに4位に終わった。それから4年、高梨は着地の際に相変わらずテレマークを入れられないままだ。この4年間で彼女はテレマークの練習をするどころかテレビでいろいろな商品のCM出演に忙しかった。そういう彼女に勝利の女神は果たして微笑んでくれるだろうか。