ノーネクタイのMy Way

ネクタイを外したら、忙しかった時計の針の回転がゆっくりと回り始めて、草むらの虫の音や夕焼けの美しさ金木犀の香りなどにふと気付かされる人間らしい五感が戻ってきたような感じがします。「人間らしく生きようや人間なのだから」そんな想いを込めてMywayメッセージを日々綴って行こうと思っています。

世界の失笑を買った「宇宙で背が伸びた」日本人宇宙飛行士。

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先月から国際宇宙ステーションに滞在中の日本人宇宙飛行士金井宣茂さんが宇宙からのツィツターで宇宙船に乗り込んでから3週間も経たないうちに「身長が9㎝も伸びた」と書き込んだことで世界中が大騒ぎになった。NASAは「乗組員の身長が髙過ぎると問題を引き起こす可能性がある。宇宙船の椅子は190.5㎝の身長までに対応できる設計」だと発表し、身長180㎝の金井さんがギリギリの189㎝になった事を心配した。また、イギリスのBBCテレビでは英国宇宙庁の見解として「9㎝伸びることは有りうる事。低重力の宇宙では背骨の間の軟骨が伸び通常でも2~5㎝は伸びる」と解説。ところが翌日のツイッターで金井さんは「船長から9㎝は伸び過ぎだろう?と指摘されて測り直してみたら2㎝伸びただけでした」と訂正。「フェイクニュースになってしまい大変失礼しました」と誤ったのだ。これに世界中からリ・ツィート「切腹ものだ」「日本酒の飲み過ぎか?」「初めての宇宙ステーション滞在に舞い上がってたんだろう」等々。れっきとした医師でもある金井飛行士は、うっかりした計測ミスでとんだ赤っ恥をかいてしまったのだ。近頃の日本の鉄鋼製品やクルマの検査偽装などが世界で猛批判を浴びている最中、日本人宇宙飛行士のツイッターに世界中から「またしても日本人が」と思われてしまいそうな金井さんのうっかりミスは、ちょっとばかりイタダケ無い。