ノーネクタイのMy Way

ネクタイを外したら、忙しかった時計の針の回転がゆっくりと回り始めて、草むらの虫の音や夕焼けの美しさ金木犀の香りなどにふと気付かされる人間らしい五感が戻ってきたような感じがします。「人間らしく生きようや人間なのだから」そんな想いを込めてMywayメッセージを日々綴って行こうと思っています。

カーリング銅メダル、笑わない英国がジャパニーズスマイルに負けた。

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平昌五輪女子カーリングで日本女子チームがソチ五輪銅メダルの英国を破って日本初のオリンピック銅メダルを獲得した。早々と今年年末の「流行語大賞」の候補になっている北海道弁の「そだねー」や「もぐもぐタイム」などつねに話題をふりまいてきた北海道北見市の女性カーリングチーム、つねににこやかな笑顔でプレイするその姿を見て、韓国のツィッターでも「形勢不利な状況でもにこやかに笑ってプレイしている日本チームは驚きだ」と大きな話題にもなった。銅メダル争いの今日の試合でも連続銅メダルを意識してかイギリスチームの全員は試合の間、決して笑顔を見せることはなく硬い表情のままだった。カーリング競技はショットのちょっとしたミスで形勢が大きく入れ替わってしまう競技で、いってみれば「神経戦」が勝負の明暗を分ける競技だともいえるだろう。準決勝で対戦した韓国も3位決定戦の相手イギリスも選手が笑顔を見せるシーンは決して見れ無かった。それに対して始終笑顔で試合を楽しんでいたように思える日本チーム。世界中が昔から不思議がるいわゆる「ジャパニーズスマイル」を貫き通して銅メダルへとたどり着いたのだ。日本人特有の微笑み、ジャパニーズスマイルとは「形勢不利な状況に陥ったとき微笑むことで心のバランスを保とうとする日本人だけが自然にする行為」だと言う。笑顔を見せずにミスショットをしたイギリスと笑顔で正確なショットを連発した日本。勝利の女神がどちらに微笑むかは自明の理であったと思われる。