ノーネクタイのMy Way

ネクタイを外したら、忙しかった時計の針の回転がゆっくりと回り始めて、草むらの虫の音や夕焼けの美しさ金木犀の香りなどにふと気付かされる人間らしい五感が戻ってきたような感じがします。「人間らしく生きようや人間なのだから」そんな想いを込めてMywayメッセージを日々綴って行こうと思っています。

「君は足まで速いのか」アメリカ人は大谷翔平の3秒80の俊足を知らない。

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エンゼルス大谷翔平がメジャーで初めての3塁打を放ったシーンをテレビ中継で見ていて驚いた。2死満塁の場面でオオタニが登場、インハイの速球を捉えて右中間を深々と破り、打ったボールが外野を転々と転がるテレビ画面を見ていて、走者一掃の二塁打を大谷が放ったと思われた。ところがテレビ画面が外野に転がるボールから本塁に帰ってくる走者を次々に見せたあとに、画面を大谷に切り変えると何と大谷選手はすでに3塁に達していたのだ。MLBの公開データによれば大谷選手は11.49秒で3塁まで到達したという。大谷本人は「外野手が前に居たので三塁まで行けるだろうな」という的確な判断による走塁だった。ツイッターでは「おいオオタニ、ピッチングも強打もできる上に、君は足まで速いのか」と書き込まれ、FOXスポーツは「彼(の足)には良い車輪が付いている。ショウヘイが3ラントリプルで走者を一掃」というタイトルの記事を書いた。日本では大谷選手の俊足は野球ファンなら誰でもが知っている事実。日本ハム時代の2年前に計測された「ボールを売った瞬間から1塁到達までのタイム」では、大谷選手は3秒80を記録、計測したパ・リーグを代表する俊足13人の中でロッテ岡田選手に次いで2番めに速かったのだ。長身であるがゆえの大きなストライドで日本球界で屈指の俊足を見せていた大谷選手がメジャーリーグで2塁打を3塁打にする俊足を見せてアメリカのファンをまたまた驚かせてみせた。投げてよし、打ってよし、そして走ってよし、の大谷翔平選手の活躍を見せつけられたアメリカのファンの1人が「止められない男、ショウヘイ・オオタニ」とツイッターでつぶやいていた。