ノーネクタイのMy Way

ネクタイを外したら、忙しかった時計の針の回転がゆっくりと回り始めて、草むらの虫の音や夕焼けの美しさ金木犀の香りなどにふと気付かされる人間らしい五感が戻ってきたような感じがします。「人間らしく生きようや人間なのだから」そんな想いを込めてMywayメッセージを日々綴って行こうと思っています。

トイレ設置の温風ドライヤー。手を乾かすとバイ菌まみれになる。

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ホテルやサービスエリアなどあちこちの公衆トイレに普及している手洗い後に手を乾かすハンドドライヤー。ハンカチを使わずに手をかざすだけで乾かせるので便利な乾燥機だ。と思っていたら手洗い後にハンドドライヤーで手を乾かすと手に付着したバイ菌が減少するどころか逆に増えてしまうという。アメリカの女子大生ニコールさんが実験してみて発見したというこのニュースに正直言って驚いた。彼女が行った実験とは細菌の培養皿をハンドドライヤーの下に置いて3分間培養皿を吹き出される風に当てその後48時間放置し、細菌の有無を顕微鏡で調査したところ無数の細菌が発生していることがわかったという。清潔なはずのハンドドライヤーが風といっしょに細菌を吐き出しているなんて一体どういうことなのか。それはトイレの室内はひんぱんにトイレの水が流されるため他に比べて湿気が多い空間のため細菌が発生しやすく温かいハンドドライヤーの中で増殖しやすいためだという。ではどうすれば細菌を付着させずに手洗い後の手の乾燥をすればよいのか。従来からあるペーパータオルが手洗い後の除菌にはベストだという。ハンドドライヤーでは45秒風を吹き付け97%の細菌を除去すると一般には言われているが、ペーパータオルならわずか10秒で97%の除菌ができるという。紙と手の表面が擦り合わされてほとんどの菌が紙表面に付着するという除菌力抜群のペーパータオル。ハンドドライヤーの便利さに頼るよりも一番確実に手の清潔を保てる方法だという事を知っておきたいものだ。