ノーネクタイのMy Way

ネクタイを外したら、忙しかった時計の針の回転がゆっくりと回り始めて、草むらの虫の音や夕焼けの美しさ金木犀の香りなどにふと気付かされる人間らしい五感が戻ってきたような感じがします。「人間らしく生きようや人間なのだから」そんな想いを込めてMywayメッセージを日々綴って行こうと思っています。

左投手を打てないエンゼルス大谷翔平、腰をひねる阿部慎之助に学べ。

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6月に入って打撃成績が急降下しているエンゼルス大谷翔平選手。原因は相手チームから「オオタニは左投手には弱い」という弱点を見つけられたからだ。メジャーではこれまで対左投手の成績が27打数でわずか4安打、9三振を喫して打率は1割4分8厘。この数字から「左投手に弱いオオタニ」攻略を各球団が取り始めたのだ。今回対戦予定のロイヤルズの左腕マット・ダフィー投手には15打席無安打のため大谷選手はスタメンからも外されてしまった。本人は「左投手に苦手意識は無い」と言い、事実昨年までの日ハム時代は2年間で左投手に対して打率3割4分7厘の高打率を残している。ソーシア監督は「左打者のオオタニがメジャーの左投手に慣れていく、いまそのプロセスを歩んでいる。彼が左投手を打つ機会は必ずある」と楽観的だ。しかし、日本の多くのファンが気にしているのは左投手に対してなぜか大谷が「腰が引けた」バッテイング(上記写真参照)をしている点だろう。相手が左投手の場合「ボールが体に向かってくる」恐怖を感じてどうしても腰が引けてしまうのだという。では大谷選手はどう左投手に対応すべきなのか。左投手に対して通算で3割2分7厘という驚異的な打率を誇る左打者、巨人の阿部慎之助選手が実践している「ツィスト打法」を手本にすべきだろう。左から来るボールに対して腰を引いて逃げるのではなく捕手の方向に腰をひねる(ツィストする)ことで緩急に対応できて内角の球も切れずにヒットにできると言う左投手攻略のお手本になるバッティングだ。ソーシア監督が言う少しずつ時間をかけて左投手になれてゆくより、この「ツィスト打法」こそいまの大谷選手にとっての「特効薬」ではあるまいか(笑)