ノーネクタイのMy Way

ネクタイを外したら、忙しかった時計の針の回転がゆっくりと回り始めて、草むらの虫の音や夕焼けの美しさ金木犀の香りなどにふと気付かされる人間らしい五感が戻ってきたような感じがします。「人間らしく生きようや人間なのだから」そんな想いを込めてMywayメッセージを日々綴って行こうと思っています。

大谷の故障の原因は「足で投げないから」、張本氏のうなずけるご意見。

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エンゼルス大谷翔平投手の「故障者リスト」入りのニュースは日本でも衝撃をもって伝えられた。メジャーデビューからわずか2ヶ月で2度目の右手中指のマメによる降板に続いて右ヒジの痛みを訴えた大谷翔平投手。何か根本的な原因が潜んでいるのでは?と思われる中、球界のご意見番張本勲氏がその原因を明快に語っている。「何回も言ってるけど(大谷投手は)走り込んでないから、ピッチャーは足で投げるもの、極端に言えば足で始動して最後も足だから。手は後からついてくる。大投手はみんな同じことを言っている。(走るのは)一番苦しいし、一番イヤなこと、でも一番大事なことをやらなきゃスポーツ選手は成功しませんよ」成る程とうなずけるご意見であることは確かだろう。今回の故障者入りに至った始りはまず右手中指に出来たマメによる降板だ。大谷投手のマメが出来る原因が下半身を使わずに上半身主体でボールを投げるとマメが出来やすいという多くの投手コーチの意見にも符号する。投球モーションで下半身から上半身へ上手に運動連鎖を伝えていれば手指にマメは決して出来ないのだという。中指に発症したマメから始まりヒジの張りに至った原因は大谷投手が「下半身に問題があったから」だという張本氏の指摘は的を射た意見かもしれない。大谷翔平投手は、長期離脱のこの機会にスポーツ医学の専門家のアドバイスを受けながら「投球フォーム」の見直しをいま一度一からしてみるべきだろう。