ノーネクタイのMy Way

ネクタイを外したら、忙しかった時計の針の回転がゆっくりと回り始めて、草むらの虫の音や夕焼けの美しさ金木犀の香りなどにふと気付かされる人間らしい五感が戻ってきたような感じがします。「人間らしく生きようや人間なのだから」そんな想いを込めてMywayメッセージを日々綴って行こうと思っています。

「空飛ぶスーツ」一着5,000万円、スグに飛びつく日本人。

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先日、ロンドンの高級デパート「セルフリッジス」が空を自在に飛べるジェットスーツをデパート前で公開(上記写真)し、販売を開始した。両腕と背中についた超小型のジェットエンジンで1回の燃料で時速50kmの速さで4分間も自在に空を散歩できるというスグレモノ。例えば東京駅の駅前から飛び立って北は上野、南は勝どき、東は江戸川、西は飯田橋までわずか4分間で到達できる計算になる。これだけの範囲を自在に飛べる理由は超小型のジェットエンジンを採用したからだ。開発者のブラウニング氏は「操作は簡単、不器用な人でも自然にバランスが取れる。フライトは驚くほど静かで飛行中の気分は穏やかだ」と語っている。ジェットスーツの元祖といえば1965年の映画007サンダーボール作戦のオープニングシーンや1984年のロサンゼルスオリンピック開会式のロケットマンが思い出される。しかし、映画でジェームス・ボンドが飛んだ時間は20秒、ロケットマンが飛んだのが14秒と極めて短時間だったのに対して今回ロンドンで売り出されたジェットスーツはその10数倍の時間を自在に空を飛び回れる。短時間しか飛べなかった昔の製品の燃料は「過酸化水素水」だったためだが、ジェットエンジンにすれば長時間飛べることは分かっていたが費用が莫大になるという理由でこれまで商品化されてこなかった。今回発売の「ジェットスーツ」は1着5000万円、スーパーカーより値が張るものだ。しかし、野球やサッカーのスタジアムやコンサート会場などでデモンストレーションすればすぐにモトが取れてしまうだけの性能を持っている商品と言えるだろう。このジェットスーツで一儲けを狙う日本人がきっと出てくるに違いない。「早い者勝ち」あなたは如何ですか(笑)