ノーネクタイのMy Way

ネクタイを外したら、忙しかった時計の針の回転がゆっくりと回り始めて、草むらの虫の音や夕焼けの美しさ金木犀の香りなどにふと気付かされる人間らしい五感が戻ってきたような感じがします。「人間らしく生きようや人間なのだから」そんな想いを込めてMywayメッセージを日々綴って行こうと思っています。

F・シナトラはなぜ映画ゴッドファーザーの原作者に会うのを激しく拒んだか。

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映画ゴッドファーザーでもっとも衝撃的とされる愛馬の切断された首をベッドに放り込まれ映画会社社長が恐怖で気絶するシーン。人気歌手ジョニー(上の写真の左)が出演を望んだ「戦争映画」への出演を、自社の女優を次々に喰い物にしているジョニーを恨み頑なに拒否し続けた社長に対してのマフィアの手による報復だった。この衝撃シーンと共に映画への出演をマフィアの手を借りて行った人気歌手ジョニーは、あのフランク・シナトラ(上の写真の右)をモデルにした実際にあった話だというウワサが映画公開と同時にまたたく間に広まった。実際にシナトラはマフィア界の大物サム・ジアンカーナやカルロ・ガンビーノやラッキー・ルチアーノなどと深い付き合いがあったことはFBIも把握していたという。このウワサが真実だと誰しもが思ったが当時のマスメディアではシナトラにマフィアとの関係を尋ねることはタブーとされており真相を明らかにすることはできなかった。現実には女性スキャンダルがもとで映画出演をことごとく拒否されていたシナトラが映画「地上より永遠に」への出演という大抜擢が実現したのはマフィアの大物サム・ジアンカーナが映画会社に裏で「脅し」を掛けたためという史実が存在するのだ。しかし、映画ゴッドファーザーに登場する人気歌手ジョニーがフランク・シナトラだという整合性は依然闇の中だった。そんな中、シナトラが、あるパーティ会場に出席するとそこに「ゴッドファーザー」の原作者マリオ・プーゾが偶然にも居合わせたという。友人がシナトラに「プーゾを紹介しようか?」と尋ねたところ、シナトラは顔色を変えて、Fuck Off !(失せろ!)と大きな声で怒鳴ったという。